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GP直送:後半戦を左右する、メルセデスの弱点
2015年8月8日
現在サマーブレイクに入っているF1世界選手権、後半戦もメルセデスの天下は続くのだろうか。前半戦で浮かび上がった綻びから、最強チームの弱点を探ってみたい。
「いまは夏休みを楽しむ気分じゃない。ただクルマに乗って、すぐにでもレースがしたいよ」
これはハンガリーGPで終盤まで2番手を走行しながら、まさかの8位に終わったニコ・ロズベルグがレース後に語ったセリフだ。
次戦ベルギーGPまでの間、F1チームのファクトリーは任意の2週間、強制的に閉鎖され、サーバも遮断されて開発できない決まりとなっている。前半戦を締めくくるレースが不本意な展開となったロズベルグは、気持ちを切り替えて夏休みを楽しめているのだろうか。
ハンガリーGPのレース終盤にロズベルグがダニエル・リカルドと接触する遠因となったのは、バーチャルセーフティカーが導入された42周目にピットへ入ったときのタイヤ選択だった。第2スティントをミディアムで走行していたロズベルグに対して、チームはソフトではなく、もう一度ミディアムを装着した。その理由をメルセデスのトト・ウォルフは次のように説明している。
「いつピットインして来てもいいように、常にどちらかのタイヤをウォーマーに包んで用意している。あの時点で準備されていたのは、ミディアムだった。まだレースの残り周回は27〜28周あった。ミディアムからソフトへのクロスオーバーを考えると、あと1周ピットに入るタイミングが遅ければソフトに変更していただろう」
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※中国GP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |