F速

  • 会員登録
  • ログイン

ボッタス「インターでのステイアウトは正しかったが、スリックへの交換は早かったかも」:キック・ザウバー F1第9戦決勝

2024年6月11日

 2024年F1第9戦カナダGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは13位、周冠宇は15位でレースを終えた。


■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=13位(70周/70周)
ピットレーン/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム

周冠宇&バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)
2024年F1第9戦カナダGP 周冠宇&バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)

 なかなか楽ではない一日だった。こういう天候とコンディションに合うように予選後にクルマのセットアップを変えたが、その選択は正しかったと思う。実際、前日よりやや強いダウンフォースを引き出すことができたのだから、トライをして良かったんだ。


 インターミディエイトでステイアウトしたのも、正しい判断だった。その後、スリックに履き替える時にはアグレッシブに行ったけど、あれは1周早かったかもしれない。結果として今日はトップ10に食い込めなかったが、僕のペースを考えると、これよりもっと上のポジションには手が届かなかったと思う。コース上で順位を上げられたのは、他のドライバーのミスやリタイアによるところが大きかったんだ。


 今後に目を向けると、このクルマをさらに速くするために、アップグレードの投入に取り組み続ける必要がある。近く大規模なアップグレードが予定されていて、それが進歩へのカギになるものと期待している。バルセロナでのレースも接戦になるだろう。次戦に向けて、いろいろと宿題があるのは承知している。まず最初のステップは以前のようにQ2に残ることで、そこからさらに上を目指したい。


■周冠宇(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=15位(69周/70周)
ピットレーン/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム→ミディアム

周冠宇(キック・ザウバー)
2024年F1第9戦カナダGP 周冠宇(キック・ザウバー)

 今回もまたタフなレースになったし、それ以前に週末全体がチャレンジングだった。レース中にはずいぶんいろいろなことが起きたが、僕にとって、特に後半戦は孤独なレースになった。モナコの時と同様に、ブレーキングとコーナリングに関して、クルマを信じていけば大丈夫という感じが十分に得られなかった。こういう週末を終えた後には、しっかりと腰を落ち着けて問題点を分析し、バルセロナへ向かう前に対策を講じる必要がある。



(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)


レース

6/14(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/15(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/16(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ198
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル136
5位シャルル・ルクレール104
6位ルイス・ハミルトン79
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン22
10位アイザック・ハジャー21

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム374
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム199
3位スクーデリア・フェラーリHP183
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位マネーグラム・ハースF1チーム28
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム22
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー20
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号