ルクレール、決勝前にPUエレメント交換も、トラブルでリタイア「予想もしない初めての問題」とフェラーリ代表/F1第1戦
2023年3月6日
2023年F1バーレーンGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールはリタイア、カルロス・サインツは4位という結果だった。
決勝前、ルクレール車のパワーユニット(PU)に、エナジーストアとコントロールエレクトロニクスのシーズン2基目が投入されたことが発表された。どちらもシーズン中、2基の使用に制限されている。チームによると、懸念されるデータが見つかったため、予防的措置で交換したという。
ルクレールは、予選でセーブした新品ソフトタイヤでスタート。セルジオ・ペレス(レッドブル)を抜いて2番手に上がったものの、タイヤ交換後の25周目にペレスに抜かれて3番手に落ちた。そのまま3番手でフィニッシュするかに思われたルクレールだが、残り17周の時点でトラブルによりコース脇にマシンをとめ、リタイアを余儀なくされた。チームの説明では、パワーユニットに電気系のトラブルが発生したということだ。
チーム代表フレデリック・バスールは、レース直後、トラブルについて「今の段階ではまだ何が起きたのか正確なことは分からない」と語った。
「午前中に問題があり、パーツを交換した。今は原因は分からないが、すぐに調査を開始する」
「このようなことが起こるとは全く予想していなかった。初めてのことなのだ。先週のテストで3チームで6000km、7000km走っても、同じ問題には直面しなかった。冬の間、ダイナモでテストした間にも、同じ問題は発生しなかった。完全な調査を行ってから、正しい答えを皆さんにお知らせする」
サインツは4位でフィニッシュ。開幕戦を終えた段階で、フェラーリはコンストラクターズ選手権4位となっている。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=リタイア(39周/57周)
3番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
いい気分だとは言えない。開幕戦で信頼性の問題が発生するのはいいことではないから、対処を続ける必要がある。パワーが突然落ちたんだ。上位を走っていただけに、本当に残念だよ。その瞬間まではいいレースをしていた。レッドブルは強力だったから、僕たちにとって可能な最高の順位は3位だった。
レッドブルはレースペースを大きく向上させたみたいだね。予選ペースでは彼らと僕たちはほとんど同じだった。でも、レースでは僕たちは1周1秒も遅い。これは大きな差だ。それについて取り組む必要があるし、もちろん信頼性の向上にも対処しなければならない。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位(57周/57周)
4番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
難しい日曜日だった。テストの時から、バーレーンでは苦労するだろうことは分かっていたけどね。今後のレースに向けて改善するために集中していく必要がある。懸命に働き、トップとのギャップをどうすれば縮められるかを探るべき時だ。まだ開幕戦を終えた段階だし、何が何でもプッシュし続ける。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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6/2(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
6/3(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
6/4(日) | 決勝 | 22:00〜 |


1位 | マックス・フェルスタッペン | 144 |
2位 | セルジオ・ペレス | 105 |
3位 | フェルナンド・アロンソ | 93 |
4位 | ルイス・ハミルトン | 69 |
5位 | ジョージ・ラッセル | 50 |
6位 | カルロス・サインツ | 48 |
7位 | シャルル・ルクレール | 42 |
8位 | ランス・ストロール | 27 |
9位 | エステバン・オコン | 21 |
10位 | ピエール・ガスリー | 14 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 249 |
2位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム | 120 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 119 |
4位 | スクーデリア・フェラーリ | 90 |
5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 35 |
6位 | マクラーレンF1チーム | 17 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 8 |
8位 | アルファロメオF1チーム・ステーク | 6 |
9位 | スクーデリア・アルファタウリ | 2 |
10位 | ウイリアムズ・レーシング | 1 |

