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ラティフィ「パンクが起きた時には何の前兆もなかったので、戦略を変えられなかった」:ウイリアムズ F1第20戦決勝
2021年11月23日
2021年F1第20戦カタールGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのジョージ・ラッセルは17位、ニコラス・ラティフィはリタイアでレースを終えた。
ラッセルとラティフィはレース後半に相次いで左フロントタイヤのパンクに見舞われた。ラッセルはパンク直後にピットインできたものの、ラティフィはピットレーンの入り口を過ぎていたため、パンクしたタイヤで1周走ることを強いられたが、最終的にはコースサイドにマシンを止めた。
■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=17位
アグレッシブな戦略を選び、最後のスティントをできるだけ長く延ばそうとトライした。このサーキットには高速の右コーナーがいくつかあって、タイヤが限界まで酷使されるのは分かっていたが、アルファロメオ勢と戦うにはアグレッシブに行くしかなかった。
残念なことに、あと残り数周というところで左フロントタイヤがパンクしてしまった。まあ、攻めた結果なので仕方がない。あのような形でレースを終えたのは残念だけど、結果的には得たものがないと同時に失ったものもなかった。僕らの直接的なライバル(アルファロメオ)もポイントを獲れなかったからだ。
■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=リタイア(50周)
タイヤの面でギリギリになることを承知の上で、1ストップを機能させようと試みた。それも戦略的判断として、何とかマネージメントできると思ったんだ。
予想外だったのは、パンクが起きた時には何の前兆もなかったことで、そのために、残念ながらタイヤがダメになる前に戦略をスイッチすることができなかった。ジョージ(・ラッセル)がピットインを強いられた後も、僕はまだその時履いていたタイヤセットでレースを走りきれると思っていた。フィーリングには何の問題もなかったからだ。
全体として、あの戦略にはリスクを冒すだけの価値があったと思っている。アルファロメオ勢に対してトラックポジションを失った後、逆転するために他にできることはなかったんだ。このサーキットではクルマのフィーリングが本当に良かっただけに、思いどおりのレースにならなくて残念だ。でも、まあ、時にはこういうこともあるさ。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |