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F1紳士協定破りに批判の声「違反したドライバーはいずれは自分が痛い目にあう」とリカルド

2021年7月12日

 F1の予選において定められた紳士協定を尊重しないドライバーがいることが問題視されている。これを正式な規則で取り締まる必要があるという意見も出ているが、マクラーレンF1チームのダニエル・リカルドは、ドライバーたちのなかで対処できると考えている。


 予選において、アタックラップに向けたウォームアップを行うラップの終盤には走行順を維持する、という紳士協定が存在する。しかし、それを守らず、アタックラップ直前に他のドライバーを追い抜くケースが最近散見される。


 オーストリアGPでは、フェルナンド・アロンソが最後のアタックラップ中、最終コーナーでセバスチャン・ベッテルに引っかかり、タイム更新のチャンスを失った。しかし、ベッテルは、直前に何台かのマシンに抜かれたため、隊列の最後尾になり、前のグループが減速したのだと説明している。


 アロンソは、この一件の後、ドライバーたちの行動を律するため、FIAが介入すべきかもしれないとコメントした。しかしリカルドは、ドライバーたち自身で対処したいという考えを示した。


「結局のところ、誰かが厚かましくも僕たちが合意している状況を利用してアドバンテージを得ているなら、そのドライバーはいずれは自分が痛い目にあうと思っていた方がいい。僕はそう考えている」とリカルドは語った。


「決断し、選択するのはドライバー自身だ。僕としては、自分たちで解決していきたいと思う」

ダニエル・リカルド(マクラーレン)
ダニエル・リカルド(マクラーレン)

 リカルドのチームメイトのランド・ノリスは、正式なルールがあれば、予選の紳士協定を尊重したドライバーが不公平にも不利益を被ることを防げると示唆した。


「場所によっては問題ないので、そういうところでは話す必要もない。でも、ドライバーが先頭で走りたくないようなところでは、問題になるんだ」とノリスは説明する。


「そういうところでは、他のドライバーたちに最終コーナーでオーバーテイクされて、すべてが台無しになってしまう」


「ルールを設ける必要があるかどうかは分からないが、もしかしたら必要かもしれない。理由もなく足を引っ張られてしまう可能性があるからね」


「正しいことをしたせいで、台無しにされ足を引っ張られるのは、僕の意見では公平なことではない。次のドライバーズブリーフィングで、このことについて話すつもりだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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