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【気になる一言】ハミルトン、F1スペインGPの勝因に“タイヤ管理”を挙げるも「それ以上は言えないよ」
2020年8月18日
2020年F1第6戦スペインGPの決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンが今シーズン4勝目を挙げた。直近2戦ではパンクとブリスターに悩まされたハミルトン。この日はポールポジションからソフトタイヤでスタートすると、23周目と50周目に交換したミディアムタイヤでも、タイヤに関するトラブルを発生させることなく、2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に24秒以上の差をつけて完勝した。
レース中、ハミルトンにタイヤのマネージメントで心配するようなことはなかったのか。
「一瞬あったよ。(レース終盤)2コーナーの出口にだれかのウイングか何かがあったんだ。大きなフラップで、もう少しで僕の右フロントタイヤがそれを踏むところだったんだ。でも、幸い、僕はそのパーツの真上を通過し、タイヤに当たることはなかった」
「それ以外はタイヤは何も問題なかった。チームは今週のレースに向けて、信じられないほどの努力をしてくれたんだ。シルバーストンでの出来事は、僕たちみんなにとって本当のショックだったからね。正直、こんな結果は予想していなかった。僕はこれまで何度もタイヤに苦しみ、さまざまな方法でタイヤをマネージメントしてきた。うまくいったときもあれば、うまくいかないときもあった。このスペインGPでも金曜日のフリー走行ではデラミネーション(剥離)がひどかったからね」
「今日はまず良いスタートを切ったことが最初のポイントとなった。あとはマックスとのギャップを見ながら、タイヤをマネージメントしていた。彼ら(レッドブル・ホンダ)が僕たちと比較して、どれくらいタイヤをマネージメントしていて、どれくらい長く走るのかわからなかったからね。最後までタイヤのマネージメントに集中していたよ。今日は完全にゾーンに入っていた」
「そして、最終的に今回は僕たちの方がいい仕事をしたというわけさ。チームの素晴らしい仕事に感謝しているし、みんなをとても誇りに思っている」
シルバーストンからわずか1週間。メルセデスは何を変えてきたのだろうか。ハミルトンは言う。
「僕たちのチームには本当に優れたスタッフがたくさんいる。そして、彼が素晴らしい仕事をした。それと忘れてはならないのは、今回はタイヤが硬くなったということ」
しかし、隣にいたチームメートのバルテリ・ボッタスは、何かを大幅に変更したわけではないという。するとハミルトンがそれをフォローして、こう続けた。
「確かに大きな変更はなかった。ただ、タイヤについて理解していけばいくほど、マシンがどうあるべきかを意識するようになったんだ」
「先週のレースで起きたことが、再び発生する可能性はまだあると思う。だからこそ、僕たちは常にさまざまなことを試して、マシンを改善する必要がある。今日はマシンのバランスが本当に素晴らしかった」
「しかし、それで満足していてはいけない。それはチームのだれもが同じ考えで、勝利にあぐらをかいているような人はだれもいない。彼らは常にハードルを上げ続け、さらなる高みを目指し続けている」
だが、シルバーストンから何をどう変更したのについて、ハミルトンは具体的には何も口にしなかった。そのため、さらにそれについての尋ねられると、ハミルトンはこう言った。
「正直に言って何も変更していないんだ。タイヤのマネージメントに関しては、これまでとまったく同じ。ただ、これまでよりも効率よくタイヤを管理していたと思う」
「だから、繰り返しになるけど、僕たちはシルバーストンで起きたことを完全には解明していないし、まだまだ学ばなければならない。今回はサーキットが変わって、タイヤが硬くなったことが良かっただけかもしれない。今後、柔らかいタイヤが投入されるレースで僕たちはどう戦うべきかを考えなければならないだろうね」
ハミルトンは、「これまでよりも効率よくタイヤを管理した」と言った。今回メルセデスがマシンを大きく変えたのでなければ、ハミルトンがドライビングでタイヤをうまくマネージメントしていたということか。するとハミルトンはその場にいたチームメートのボッタスと、ライバルのフェルスタッペンを少し見て、こう言った。
「たぶんね。でも、それ以上は言えないよ」
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 258 |
2位 | シャルル・ルクレール | 178 |
3位 | セルジオ・ペレス | 173 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 158 |
5位 | カルロス・サインツ | 156 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
7位 | ランド・ノリス | 76 |
8位 | エステバン・オコン | 58 |
9位 | バルテリ・ボッタス | 46 |
10位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 431 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 334 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 304 |
4位 | BWTアルピーヌF1チーム | 99 |
5位 | マクラーレンF1チーム | 95 |
6位 | アルファロメオF1チーム・オーレン | 51 |
7位 | ハースF1チーム | 34 |
8位 | スクーデリア・アルファタウリ | 27 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム | 20 |
10位 | ウイリアムズ・レーシング | 3 |

