F1技術解説イギリス編:ドラッグ軽減もダウンフォースを大きく犠牲にしたフェラーリのウイング
2020年8月6日
2020年これまでの4戦のなかで、最もパワーサーキットの性格が強いシルバーストンサーキット。高速コーナーを安定して駆け抜けるのに必要なダウンフォースを確保しつつ、いかにストレートでのドラッグを減らすか。その両立を目指して、ほぼすべてのチームが、イギリスGPに新たな空力アップデートを投入した。はたして正解したのは、どのチームだったのだろう。
レッドブルとマクラーレンは、リヤウイングのプレート下側に形状変更を加えてきた。両端を持ち上げることで(黄線参照)、ドラッグ軽減を図る工夫だ。一方でダウンフォースを発生させる役割の、中央部の湾曲は維持している。
序盤3戦のフェラーリは、非力なパワーの割りにリヤウイングを付けすぎていることが指摘されてきた。それが今回のイギリスGPではようやく、かなり薄いリヤウイングに変更した。これで確かに、ドラッグは大幅に軽減する。しかし同時に、ダウンフォースも相当減ってしまい、コーナリング中の安定性が犠牲になったはずである。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)
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※マイアミGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
※マイアミGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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