F速

  • 会員登録
  • ログイン

トロロッソ・ホンダ辛口コラム ブラジルGP編:PU交換プランは失敗。期待のブラジルでノーポイントという誤算

2018年11月19日

 トロロッソ・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のトロロッソ・ホンダのコース内外の活躍を批評します。F1第20戦ブラジルGPを、辛口の視点でジャッジ。

――――――――――――

 まず、事実を確認しておこう。トロロッソ・ホンダはF1アメリカGPで2台に新型フレッシュエンジンを投入し、グリッド降格を受けることを決めた。メキシコではスペック2に戻したが、ガスリーは金曜に最新スペックを投入し、ストックを作った。こうしてブラジルGPでは2台をほぼ新品の新型エンジンで走らせるための準備をしたわけだ。

 なぜチームはこういうプランを立てたのか。STR13・ホンダはオースティンとメキシコではさほど強くはないが、インテルラゴスでは戦えると予想したからだ。ピエール・ガスリーが、バーレーン、モナコ、ハンガリーでのように、ブラジルではトップ3チーム以外をリードし、大量にポイントを稼ぎ、ザウバーとのコンストラクターズ選手権8位争いで有利になるとチームは踏んだわけだ。

 しかし現実がどうだったかというと、ブラジルでトロロッソ・ホンダは全く振るわなかった。ガスリーとブレンドン・ハートレーはレース終盤、11位を激しく争い、同士討ちは避けられたものの、チームはノーポイントでブラジルを発つことになった。ライバルであるザウバーは、シャルル・ルクレールがしっかりポイントをゲット、ランキング8位の座を固めてみせた。

 ブラジルGPの週末は出だしからぱっとしなかった。FP1でガスリーは15番手、ハートレーは18番手にとどまり、FP2でも大きな進歩は見られず、ガスリーは12番手、ハートレーは19番手だった。ニコ・ヒュルケンベルグがセッションスタートからわずか9分でクラッシュし、ほとんど走行しなかったことを考えると、ハートレーは実質的な最下位だ。

…記事の続きは会員登録後閲覧できます。

※こちらの記事は一般&プレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。

レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号