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ペレス、フォース・インディアF1破産申請の経緯を明かす。「スタッフに法的措置を請われ断腸の思い」

2018年7月31日

 セルジオ・ペレスは、自らが所属するフォース・インディアF1に対して法的手続きを提起したのは、400名のスタッフの雇用を守らなければならないという道義的責任感からだったと話している。


 フォース・インディアは、先週金曜日にロンドンの高等法院で行われた審問を経て、破産管財人の管理下に置かれることになった。


 ペレスが起こした今回の訴えは、約400万ドル(約4億4400万円)あるチームから自分への未払金に対する請求を法的根拠としている。だがペレス自身は、フォース・インディアを痛みの伴う破綻から救うために、最終的に管財人の管理下に置くことを求めたのだとしている。


 ペレスはハンガリーGPの土曜日に取材に応じ、以下のように述べた。


「僕はとても困難な状況に陥ってしまった。先月あたりからチームはこうした状況にあり、僕にとっては非常につらい時期だった。そして結局、僕は板挟みになってしまったんだ」


「チームで働く400人を守るために、行動を起こさなければいけないという局面に至ったのだ」


「本当はこの件に関わりたいとは思っていない。結局のところ、僕は単にひとりのドライバーに過ぎないからね。だけどチームの状況が悪化し過ぎたことで、数人のスタッフから行動を起こしてチームを守ってほしいと頼まれた」


「別の顧客から清算の請願も出されており、これはチームを完全な解散に導きかねないものだった。だから、僕が根本的にチームを救ってほしいと頼まれたんだ。最初の引き金を引いて、管財人の管理下に置く訴えを起こしてほしいとね」


「今回の訴えは、僕への未払いの件とは何の関係もない。僕が行動した唯一の理由はチームを救うため、そしてチームにとってより良い未来を作るためだ」


「感情的に、精神的に、本当に厳しかった。とても辛くて、それ以来自分のドライビングに集中できていない」


「僕自身、弁護士の言う条項をすべて理解しきれているわけではない。だけど肝心なことは、僕たちが行動しなければチームは破産に追い込まれるだろうということだ」


 同じく債権者の立場にあるメルセデスと、チームスポンサーであるBWTの支援も受けた今回の管理措置によって、フォース・インディアの共同オーナーであるビジェイ・マリヤはチームに対する支配権を失った。


 ペレスは、マリヤからフォース・インディアを動かす手綱を奪ったことは、つらいがやむを得なかったとしている。


「個人的に、僕はビジェイが大好きなんだ。今回の措置が、短期的に見て彼にとって望ましくないものだと分かっているだけに、断腸の思いだよ」


「ビジェイが陥っている状況は誰もが理解している。彼は今、非常に困難な時期を過ごしている。法的にというだけでなく、財政的にもだ」


 現在28歳のペレスは、「チームはこれ以上もたないところまできていた。だから、チームのために何かをできるかもしれないのが僕だと分かったら、行動するしかなかった」と語った。


「今年の1月初め以降、僕たちはもうレーシングチームではなかった。もしグループ全体を再生させられたらうれしいし、またレースにも集中できるだろう」


「より安定的なチームになってほしいし、ひとつ先のレベルへ進んで、レーシングチームとして再生されることを願っている」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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