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F1 Topic:伝統のモナコGPに華を添えたスポーツ界のスーパースターたち
2018年6月7日
日本ではあまり話題にならなかったが、今年のモナコGPには多くの世界的アスリートが来場していた。そのひとりが、アメリカのナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のスーパースターのトム・ブレイディだ。
ニューイングランド・ペイトリオッツのクォーターバックを務めるブレイディは、NFLのナンバーワンを決めるスーパーボウルで5度チームを優勝へ導き、MVP4回獲得という偉大な記録を持つ偉大なプレーヤー。同時にスーパーモデルのジゼル・ブンチェンを妻に持つセレブリティで、人気と実力を兼ね備えた超スーパースターだ。
そのブレイディが日曜日のグリッドに現れたものだから、スタート直前のグリッドは一時、大混乱となった。世界各国のテレビ局がインタビューしようとブレイディの周辺に殺到。中にはドサクサに紛れてツーショットを撮るグリッドボーイも。
突然、モナコに姿を現したブレイディが注目されたのには、もうひとつ理由があった。それはチームの合同練習を欠席していたからだった。
ただし、ブレイディがモナコGPに来場していたのは単なる遊びではない。ブレイディはタグ・ホイヤーのアンバサダーを務めており、今回の来場はそのプロモーション活動を行うため。金曜日にはタグ・ホイヤーがスポンサーしているレッドブルのダニエル・リカルドに別の船からフットボールを投げてパスを通すという離れ業を披露し、モナコGPを訪れていたファンを湧かせていた。
もうひとりのスーパースター選手は、アメリカ・プロバスケットボール協会(NBA)のドウェイン・ウェイドだ。現在マイアミ・ヒートに所属するウェイドもまたNBAナンバーワンを決めるNBAファイナルで3度マイアミ・ヒートを王座に導いたチームの大黒柱。2006年のNBAファイナルではファイナルMVPを受賞したほどの実力者。
マイアミ・ヒートのNBAファイナル制覇はウェイドが在籍していた時代の3回だけで、トレードでチームを去ったウェイドが今年マイアミに復帰した際には、地元は大歓迎でウェイドを迎えたほどで、バスケットボール・ファンなら、知らない者はいないほどの超スーパースターだ。
今回、ウェイドを招待したのは、ウェイドと交友関係を持つルイス・ハミルトン。ハミルトンもウェイドの試合を観戦した経験があり、ハミルトンは2016年にもウェイドをモナコGPに招待していたほどの仲だ。
ただし、ウェイドにとって今回のモナコGPは特別なグランプリだった。それは14年に結婚した女優のガブリエル・ユニオンを連れて初めて観戦するモナコGPだったからだ。2019年にも実現すると噂されているマイアミGPにも、ぜひ顔を出してほしい。
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 44 |
2位 | セルジオ・ペレス | 43 |
3位 | フェルナンド・アロンソ | 30 |
4位 | カルロス・サインツ | 20 |
5位 | ルイス・ハミルトン | 20 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
7位 | ランス・ストロール | 8 |
8位 | シャルル・ルクレール | 6 |
9位 | バルテリ・ボッタス | 4 |
10位 | エステバン・オコン | 4 |

1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 87 |
2位 | アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム | 38 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 38 |
4位 | スクーデリア・フェラーリ | 26 |
5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
6位 | アルファロメオF1チーム・ステーク | 4 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 1 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 1 |
9位 | スクーデリア・アルファタウリ | 0 |
10位 | マクラーレンF1チーム | 0 |

第2戦 | サウジアラビアGP | 3/19 |
第3戦 | オーストラリアGP | 4/2 |
第4戦 | アゼルバイジャンGP | 4/30 |
第5戦 | マイアミGP | 5/7 |
第6戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/21 |

