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無線制限のペナルティは軽すぎる?「10秒加算なら無線を使った方が得」

2016年7月22日

 FIAがハンガリーGPから無線制限の規則をさらに厳格化することを決めた。これを受けて、セバスチャン・ベッテルらが批判的な発言を行っている。一方で、ペナルティの規模に関して疑問の声も上がっている。
 
 F1はチームからドライバーへのコーチングがもはや許容できないレベルに達したと判断、「ドライバーは単独で他者の助けを受けずにドライブしなければならない」と定めた規則をより厳格に適用することを決め、今年から通信がさらに厳しく制限されることとなった。
 
 イギリスGPではギヤボックストラブルに見舞われたニコ・ロズベルグがチームからの指示を受けて解決にあたったとして、10秒加算のペナルティが科され、ロズベルグは2位から3位へと降格された。
 
 ハンガリーGPを前にFIAは無線規則に関する新しいガイドラインをチームに通知した。今後は何か問題があってチームからドライバーに対して連絡をする場合にはピットインの指示を出さなければならない。
 
 これに関して聞かれたベッテルは「全くふざけてるよ! 無線関係の問題はジョークみたいだ」と答えた。
 
「レースの録画を見ていて思ったんだけど、観客にとっては無線でドライバーがパニックになって、同時にチームもパニックになっているのが聞けるのはすごく面白いことだったと思う」
 
「F1はとても複雑で技術的なスポーツだけど、こういうことが人間的な要素を加えてくれる」
 
「僕らは少し間違った方向に進みつつある。以前のとおり何でも好きなことを話せるようにすべきだ」


 
 ルイス・ハミルトンは、バクーでトラブルに直面しながらもチームの指示を受けられずにタイムを失った。彼は今回通知された指示書によって、規則のあいまいな点が多少解決すると考えている。
「こういうことが好きじゃないと言ったところで、何も変わらない。だったら一番いいのはなんとかうまく対処することだ。全員が同じ条件なんだから」
 
 ハミルトンは、バクーで問題を自力で解決するまでに失った時間は「13秒から15秒」で、アドバイスを受けるためにピットに戻っても同じぐらいの時間をロスしただろうと述べている。
 
 一方、ウイリアムズのバルテリ・ボッタスは、前戦ロズベルグに科されたペナルティから判断すると、問題が発生した場合には、ピットに戻ってチームと会話するよりは、ペナルティを受けたとしてもコース上で無線で指示を受けた方がいいと考えている。
 
「何度かアドバイスを受けたニコに下されたペナルティはたった10秒の加算だ。だから僕ならコース上にとどまって、(アドバイスをもらって)ペナルティを受ける方を選ぶね。ピットに戻って指示を受けるよりダメージが小さい」 
 
「彼ら(FIA)がペナルティの程度に関して規則を変えない限り、ピットに戻ることにメリットは見いだせない」 



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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