最新記事
- 【タイム結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマ...
- F1エミリア・ロマーニャGP FP2:RBの角田裕毅...
- F1エミリア・ロマーニャGP FP1:大型アップデ...
- 【タイム結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマ...
- ハミルトン、メルセデスにアントネッリの起用...
- F1第7戦木曜会見:独特の雰囲気と歴史、追い...
- FIA F3に参戦するダンとステンスホーンがマク...
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第5回】...
- ベッテルがセナ&ラッツェンバーガー追悼イベ...
- グランプリのうわさ話:ハース、ベアマンのFP...
- ドメニカリCEO、モンツァ・サーキットにイン...
- ガスリー、セナのカラーを用いた特別デザイン...
F1プレシーズンテスト最終日:好調レッドブルのペレスが余裕のトップタイム。フェラーリはロングランで開幕戦に備える
2023年2月26日
2023年F1プレシーズンテストが3日目最終日を迎えた2月25日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで全10チーム、17人のドライバーが走行した。この日、レッドブルのセルジオ・ペレスが3日間総合でのトップタイムをC4タイヤでマーク。2番手、3番手には、メルセデスのルイス・ハミルトンとアルファロメオのバルテリ・ボッタスがC5タイヤで続いた。フェラーリは4、5番手だった。
■レッドブル:ペレスが昨年のポールを上回るタイムで最速
マックス・フェルスタッペンは前日にテスト走行を終了、最終日はペレスが終日走った。133周を走行したペレスは、3日間の最速タイム、1分30秒305(C4タイヤ)をマーク。このタイムは2022年F1バーレーンGP予選ポールポジションタイムよりも速いものだった。よりソフトなC5タイヤを履いたハミルトンに0.359秒差をつけ、ペレスは圧倒的な速さを示した。
■メルセデス:ハミルトンがC5タイヤで2番手
メルセデスは午前にジョージ・ラッセル、午後にルイス・ハミルトンを走らせた。前日はハイドロリック系のトラブルでラッセルがストップ、ハミルトンはバランスの問題に苦しんだ。しかし最終日は順調な一日となり、合計148周を走行。チームは、ドライバーからマシンバランスの向上を確認することができたと述べている。
ラッセルは83周を走り、1分31秒442(C5タイヤ)で17人中8番手。65周を走行したハミルトンは、1分30秒664(C5タイヤ)で2番手だった。
■アルファロメオ:ボッタス、トラブルでストップも3番手
アルファロメオは、最終日にバルテリ・ボッタスを終日走らせた。午前セッション後半、ボッタスはトラブルでコース上でストップし、これにより赤旗が出され、セッションが中断した。ボッタスは午後にコースに復帰し、一日のなかで合計131周を走り、C5タイヤで1分30秒827をマーク、全体の3番手につけた。
■フェラーリ:ロングラン重視で周回重ねる
フェラーリのシャルル・ルクレールは午前、カルロス・サインツは午後を担当した。ルクレールは67周を走行し、1分31秒024(C4タイヤ)で午前セッションで最速、総合では4番手となった。サインツは76周を走るなかで1分31秒036(C4タイヤ)をマークし、5番手に続いた。サインツは、多くのマシンが予選シミュレーションを行う時間帯にはロングランに取り組んでいた。
■アルファタウリ:角田が6番手で有意義なテストを終える
アルファタウリは、午前にニック・デ・フリース、午後に角田裕毅を走らせた。3日間のテストのなかで、初めて午後のセッションを担当した角田は、合計79周を走行、終盤の時間帯にC4タイヤで1分31秒261をマークし、6番手となった。角田は「3日間のテストは生産的で、多くのデータを収集することができた」と振り返っている。
デ・フリースは、87周のなかで予定していたすべての項目をやり終え、C3タイヤで1分38秒244を記録し、17番手となった。
■ハース:172周を走りこみ、満足いく最終日に
ハースのニコ・ヒュルケンベルグが午前、ケビン・マグヌッセンが午後のテストを担当、合計172周を走行した。チーム代表ギュンター・シュタイナーは「トラブルなく170周以上を走り切り、非常に良い一日だった」と振り返った。マグヌッセンは95周を走りこみ、1分31秒381(C4タイヤ)で7番手に入った。ヒュルケンベルグは77周のなかで1分33秒329(C3タイヤ)をマークし、15番手だった。■アストンマーティン:ストロール不在のテストが終了
アストンマーティンは、午前にリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴヴィッチ、午後にフェルナンド・アロンソを走らせた。ドルゴヴィッチは77周を走行し、1分32秒075(C5タイヤ)で10番手、80周を走ったアロンソは、1分31秒450(C4タイヤ)で9番手と、ふたりがトップ10に入り、テストを終えた。レースドライバーのランス・ストロールは、自転車での事故により手と手首に怪我を負い、テストへの参加を見合わせた。チームは、ストロールが開幕戦バーレーンGPに出場するかどうかは、まだ確定していないと述べている。代役を探す必要がある場合、ドルゴヴィッチは候補のひとりになるだろう。
■マクラーレン:問題修復に追われ、走行不足
マクラーレンのオスカー・ピアストリが午前、ランド・ノリスが午後に走行を行った。この日、チームはフロントホイールのディフレクターの修理に時間を費やし、合計82周しか走行できなかった。チーム代表アンドレア・ステラは「現在抱えている小さな問題の修復のために、走行を中断しなければならなかった。だが、レースに向けてこの問題を心配してはいない」と述べた。ピアストリは44周を走り、1分33秒655(C3タイヤ)で16番手、37周しか走行できなかったノリスは、1分32秒160(C3タイヤ)で11番手でテスト最終日を締めくくった。
■アルピーヌ:開幕戦への準備に集中、ソフト寄りのタイヤでは走らず
アルピーヌは、午前はピエール・ガスリー、午後はエステバン・オコンを走らせた。ガスリーは56周を走行し、1分32秒762(C3タイヤ)で12番手、オコンは76周のなかで1分33秒257(C3タイヤ)を記録し、14番手となった。バーレーンGPにはC1、C2、C3のタイヤが持ち込まれることを考慮し、アルピーヌはこの3種類のハード寄りのタイヤでの作業に集中したということだ。■ウイリアムズ:アルボンが最多136周を走行
ウイリアムズからは、アレクサンダー・アルボンが終日走行を行った。アルボンは、ドライバー別で最多の136周を走り、1分32秒793(C5タイヤ)で13番手となった。開幕戦バーレーンGPは、3月3日から5日に開催される。
(autosport web)
関連ニュース
5/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |