角田裕毅、開幕戦に向けレースシミュレーション「自分のドライビングとフィードバックに満足」F1バーレーンテスト2日目
2023年2月25日
スクーデリア・アルファタウリは、2023年F1プレシーズンテスト2日目、午前に角田裕毅、午後にニック・デ・フリースを走らせ、AT04で合計159周を走行、順調に開幕戦への準備を進めた。
テスト2日目の2月24日、角田は、ロングランを中心に行うなかで、午前セッションに参加したドライバーのなかで最多の85周を走り、C2タイヤで記録した1分35秒708で17番手。デ・フリースは74周のなかで、C4タイヤでの1分32秒222で4番手につけた。
「午前は良いセッションになりました。全ドライバーのなかで一番多くの周回数を走ることができたのです」と角田は言う。
「昨日は望んでいた周回数に届かなかったのですが、今日、プログラムの遅れを取り戻すことができました」
「今日は主にロングランに集中して作業に取り組みました。ロングランにおいていくつかの制限を見つけましたが、同時に、レースのために集めたデータには、ポジティブな要素がありました。明日も引き続き作業を続けていきます」
「全体的に、自分のドライビングとチームへのフィードバックに満足しています。常に改善し続けていると思います。この調子で仕事を続けていき、明日、ショートランに取り組むのが楽しみです」
デ・フリースは、「今日もポジティブな一日だった」と述べている。
「赤旗が出て、セッションが中断されたけれど、それでもプログラムを完了することができた。たくさんのことをテストできたので、今日一日に関していえば、満足している。一方、パフォーマンスに関しては、まだなんとも言えないね」
「テストはあと1日残っている。すべてのことをやり遂げて、レースに向けてしっかり準備を整えたい」
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズも「全体的に非常に有意義な一日を過ごすことができた」とテスト2日目を振り返った。
「マシンの信頼性が非常に高く、159周を大きな問題に見舞われることなく走り切った。午前中に走った裕毅は、まずは通常どおりエアロレーキを使用して走行した後、開幕戦への準備として、レースシミュレーションに取りかかった。2回ストップ戦略のシミュレーションで走り、そのなかで新しいピレリC1タイヤのテストも行った。来週に向けて良いデータを集めることができたと思う」
「裕毅は最後にセットアップ作業を行い、気温の高いコンディションでのバランス向上に取り組んだ」
「午後に走ったニックは、空力テストに集中、時間が限られたフリープラクティスでは通常行う機会のない、比較的大規模なセットアップアイテムを試した。彼はセッション終盤にかけてニュータイヤでの走行を行い、大きな進歩を示した。各セットごとに向上し、ラップタイムを見つけていくのを確認できたのでよかった」
「今日のテストは、マシンパフォーマンスの一部のエリアに焦点を当てることになったので、今夜データを分析し、より深く掘り下げていく必要がある。それによって明日のテスト最終日に変更を施し、さらにパフォーマンスを向上させることを目指す」
最終日は、午前にデ・フリース、午後に角田が走行する予定となっている。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |