F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスを頼るアストンマーティンF1。今後はさらなる独立を目指すも「パーツを購入しても後退しているとは思わない」

2022年12月27日

 アストンマーティンは将来のF1マシンの特定のパーツについて、メルセデスへの依存を減らすことに前向きだが、今のところメルセデスとの関係がチームの妨げになっているようなことはないと、テクニカルディレクターのダン・ファローズは語った。


 フォースインディア時代までさかのぼると、アストンマーティンは何シーズンにもわたってメルセデスからの供給に依存してきた。ドライブトレインだけでなく、マシンのリヤサスペンションの“非指定部品”、すなわちメルセデスから購入が許可されているパーツについてもだ。


 しかしチームオーナーのローレンス・ストロールの指揮の下、アストンマーティンは将来はさらなる独立と、独自のやり方を取ることを目指している。アストンマーティンは現在、最先端の新ファクトリーを建設中であり、その大部分は2023年5月に完成予定だ。これによりチームは次第に新しい時代に入っていくことになる。そしてデザインと製造の独立性を高めることが、アストンマーティンの将来の計画の一部なのだと、ファローズは説明した。

アストンマーティンF1チーム新ファクトリーのイメージ
アストンマーティンF1チーム新ファクトリーのイメージ


 より多くの非指定部品のデザインと生産を内製することについて尋ねられたファローズは、「そうしたことに我々は非常に前向きだ」と最近のメディアとの電話会見で答えた。


「このチームがメルセデスとの関係から得たものは計り知れない。我々が将来に向けて物事を独自のやり方で進めるにあたり、彼ら以上ではないにせよ、少なくとも彼らと同等に行わなければならないことを意識している」


「こうした能力については、意志決定について話す前に、身につけておかなければならないものだ」


 話をするなかでファローズは、現在メルセデスに頼っていることで、アストンマーティンが重荷に感じることはないと明確にした。


「将来に目を向ければあらゆる可能性があるし、ローレンスはチームに向けた彼の野望について非常にオープンだ」


「より競争力を上げるために次に何をするべきか評価を行うが、現時点でメルセデスからパーツを購入していることによって、我々が後退しているとは思わない」


 それはメルセデスのパワーユニットについても言えることだという。


「メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズのエンジンをマシンに使うことが、我々にとってマイナスだとはまったく思わない」


「このエンジンは信頼性があることが証明されているし、必要な時にパフォーマンスが出る。現代のF1でそのことが問題になるとはまったく思わない」

フェリペ・ドルゴヴィッチ(アストンマーティン)
2022年F1アブダビテスト フェリペ・ドルゴヴィッチ(アストンマーティン)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ99
2位ランド・ノリス89
3位マックス・フェルスタッペン87
4位ジョージ・ラッセル73
5位シャルル・ルクレール47
6位アンドレア・キミ・アントネッリ38
7位ルイス・ハミルトン31
8位アレクサンダー・アルボン20
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム188
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム111
3位オラクル・レッドブル・レーシング89
4位スクーデリア・フェラーリHP78
5位ウイリアムズ・レーシング25
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号