F速

  • 会員登録
  • ログイン

【独自ランキング:2022年F1トップ10ドライバー】6位ランド・ノリス/トップ3チームの牙城を崩した唯一の存在

2022年12月26日

 2022年F1シーズンを通して、毎戦全20人のドライバーの評価/採点を行ったベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、シーズン全体を振り返り、独自の視点で2022年のトップ10ドライバーを選出した。10人のドライバーについての彼のレビューを添えて、カウントダウン方式で10位から1位までを紹介していく。


───────────────────────────

■6位:ランド・ノリス(マクラーレン)


2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP ランド・ノリス(マクラーレン)が3位表彰台を獲得
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP ランド・ノリス(マクラーレン)が3位表彰台を獲得

 F1技術レギュレーションが一新された初めてのシーズン、3チームが他を大きく引き離してトップグループを形成した。22戦のなかでトップ3チーム以外のドライバーが表彰台に上ったのはただ一度だけ。それを成し遂げたのがノリスだった。


 イモラで3位を獲得したノリスは、ポイントテーブル上、シーズンを通して“ベスト・オブ・ザ・レスト”のポジションをかけて戦っていた。ノリスは最終的にドライバーズランキング7位を獲得、8位のエステバン・オコンに30点もの差をつけている。

2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP ランド・ノリス(マクラーレン)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 マクラーレンが獲得した159点のうち、122点をノリスが稼いだ。チームメイトのダニエル・リカルドは非常に高い評価を築き上げてきたドライバーであり、ノリスにここまで大敗した理由は謎である。マクラーレンに入ってからのリカルドは、レッドブルやルノーにいたころの彼の影のように見えた。リカルドが本来の力を発揮できずにいたのは確かだが、それでもノリスのパフォーマンスと一貫性が非常に素晴らしかったという事実に違いはない。路面が濡れたコンディションではマクラーレンより速いマシンと競い、2022年に予選4番手以上を4回も獲得したというのは、彼の凄まじい速さの証明だ。

2022年F1第20戦メキシコGP ダニエル・リカルドとランド・ノリス(マクラーレン)
2022年F1第20戦メキシコGP ダニエル・リカルドとランド・ノリス(マクラーレン)


ランド・ノリス(マクラーレン)
2022年F1第19戦アメリカGP ランド・ノリス(マクラーレン)



(Luis Vasconcelos)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ99
2位ランド・ノリス89
3位マックス・フェルスタッペン87
4位ジョージ・ラッセル73
5位シャルル・ルクレール47
6位アンドレア・キミ・アントネッリ38
7位ルイス・ハミルトン31
8位アレクサンダー・アルボン20
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム188
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム111
3位オラクル・レッドブル・レーシング89
4位スクーデリア・フェラーリHP78
5位ウイリアムズ・レーシング25
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号