ハミルトンがキャリア200回目の表彰台を獲得「フェルスタッペンを抑えつつタイヤを持たせるのは大変だった」F1第13戦
2024年7月22日
2024年F1ハンガリーGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位、ジョージ・ラッセルは8位を獲得した。
ハミルトンは5番グリッドからスタートで4番手に上がり、最初のピットストップでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の前に出て3番手に。2回目のピットストップ後、ハミルトンの後ろから、新しいタイヤを履いたフェルスタッペンが迫り、激しいバトルになり、その際に接触が起きた。
フェルスタッペンはハミルトンが接触直前にラインを変えたと主張、ハミルトンはそれを否定した。
スチュワードは調査を行った結果、フェルスタッペンの主張を退け、ハミルトンはブレーキング時に進路を変えてはいないと判断した。一方で、ハミルトンには接触を避けるためにやれることがもう少しあったとの考えを示し、どちらにもペナルティを科さないことを決めた。
ハミルトンはこのインシデント後にもポジションを維持して3位を獲得、通算200回目の表彰台に上った。
17番グリッドからスタートのラッセルは、ハードタイヤでスタート、ファーストスティントのうちにポイント圏内に入った。最終スティントで一時7番手を走ったが、最終的にはセルジオ・ペレス(レッドブル)の後ろ8位でフィニッシュ、終盤にはファステストラップを記録した。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(70周/70周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
最初に、ワンツーを飾ったマクラーレン、初優勝を達成したオスカー(・ピアストリ)に心からおめでとうと言いたい。彼らは今日、信じられないほど強く、この結果にふさわしい。オスカーはF1にデビューして以来、ずっととても良い仕事をして、一貫性を発揮してきた。彼が優勝するのは時間の問題だった。
僕たちチームは、素晴らしい仕事をして、マシンを改善し続けている。今日のオスカーやランド(・ノリス)のようなスピードはないと分かっていたが、それでも表彰台の最後の一席をつかむことができてうれしい。
フェルスタッペンを後ろに抑え込みながら、タイヤを長持ちさせるのが、大変な時もあった。終盤のバトルでは少しぞっとするようなことがあったけれど、それもモーターレーシングだ。
また表彰台を獲得することができて本当にうれしい。今回もたくさんのポイントを稼ぐことができた。これからスパに向かい、シーズン前半を最高の形で終えたいと思っている。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(70周/70周)
17番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード
ファステストラップ:1分20秒305(55周)
優勝したオスカーを祝福したい。マクラーレンは本当に強いし、彼自身、とても良い走りをしているから、この結果にふさわしい。
予選で問題を抱えた後、今日のレースでは“ベスト・オブ・ザ・レスト”のポジションを狙うことになるのは分かっていた。でも、僕たちは暑いコンディションでは少し苦労する傾向があるので、その目標を達成することができなかった。レッドブルのセルジオ・ペレスは予想していたよりも速かったんだ。彼の前に出るために全力を尽くしたんだけどね。それでも8位とファステストラップというのはまずまずのリカバリーだった。
5戦連続で表彰台に乗ったことはポジティブな要素だ。僕たちは着実に前進しており、マシンは最近のグランプリよりはるかに良いパフォーマンスを発揮している。ルイスは今日素晴らしいレースをし、マシンのポテンシャルを示した。
今は数チームがトップで接戦を繰り広げている。すべてのチャンスを最大限に生かして、大量にポイントを稼ぐためにクリーンな週末を過ごす必要がある。次のスパからそれを実現していきたい。
(autosport web)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |