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ハミルトンが新王者フェルスタッペンを祝福「彼はやるべき仕事を完遂した。来年は僕たちも強さを取り戻したい」F1日本GP

2022年10月10日

 2022年F1日本GP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは5位、ジョージ・ラッセルは8位だった。


 ハミルトンは6番グリッドからスタート、カルロス・サインツ(フェラーリ)のリタイアで5番手に上がった後、レースを通して前を行くエステバン・オコン(アルピーヌ)を1秒以内の差で追い続けたが、どうしてもオーバーテイクすることができず、5位でフィニッシュした。


 ラッセルは、ウエットタイヤからインターミディエイトに換える際、チームがハミルトンに続いてのダブルストップを実施した時に時間をロスし、7番手から14番手に後退。ウエットコンディションにもかかわらず何度かオーバーテイクを成功させていったが、最終的に8位にとどまった。

2022年F1第18戦日本GP エステバン・オコン(アルピーヌ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)
2022年F1第18戦日本GP エステバン・オコン(アルピーヌ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=5位
6番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ウエット→インターミディエイト


 レースがスタートした時、突風が吹いていた。コンディションは厳しく、視界は悪くて、僕たちにとって本物のチャレンジだった。それこそモーターレーシングのあるべき姿だ。


 もう少し長くレースをしたかった。長い時間待っていてくれたファンのために、もっとたくさんの周回を走りたかったんだ。でも時間切れになり、日も陰り始めていた。


 エステバンを抜こうとしてやれることすべてをやった。でも昨日の状況と同じで、僕たちはストレートラインで遅すぎた。トウから外れた途端、彼は遠ざかっていくんだ。僕たちの方がペースは大幅に良かったけれど、それでもオーバーテイクすることはできなかった。あらゆるラインを試して近づいたが、彼はとても良い走りをしていて、ひとつもミスをしなかった。僕たちとしてはこれが今日可能な最大限の仕事だったと思う。


 この後、この2戦について詳細に調査をし、最後の4戦でできるだけ多くのポイントを獲得できるよう、学習する必要がある。


 最後に、(タイトルを獲得した)マックス(・フェルスタッペン)におめでとうと言いたい。彼は2回目のタイトルをつかむために必要な仕事をきっちりとこなした。僕たちはマシンの問題点を把握している。来シーズン、僕たちチームはもっと強くなって戻ってこられると信じている。

2022年F1第18戦日本GP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1第18戦日本GP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=8位
8番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ウエット→インターミディエイト


 今日もっとうまくやれたはずだったことについて見直す必要がある。このリザルトよりも上がふさわしいマシンだった。6位になることは可能だったと思う。ピットレーンで待たされたことでポジションを落とした。それによってフラストレーションの溜まる午後になった。レースを見直して、他の選択肢について見てみる必要がある。


 ピットストップの後、何度かすごいオーバーテイクを決めた。でもそれも、失ったものを取り戻すことに過ぎなかった。


 奇妙な午後だった。序盤はレース不可能なコンディションだった。グリップではなく視界が問題だった。現世代のF1マシンは大量の水しぶきを発生する。さらに、僕たちがまだセーフティカー先導のもとで走行している段階で、事故車両回収のためのトラックがコース上に出てくるというインシデントがあった。そのことからも学習すべきことがある。


 僕たちにとって困難な2連戦だった。本来獲るべきポイントを獲れなかった。態勢を立て直し、最後の4戦に集中し、今あるマシンから最大限の力を引き出す必要がある。


 2度目のタイトルを獲得したマックスにおめでとうと言いたい。こうなることはしばらく前から分かっていた。彼とレッドブルは今年、並外れた仕事をしたね。

2022年F1第18戦日本GP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1第18戦日本GP ジョージ・ラッセル(メルセデス)



(autosport web)


レース

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2位ランド・ノリス89
3位マックス・フェルスタッペン87
4位ジョージ・ラッセル73
5位シャルル・ルクレール47
6位アンドレア・キミ・アントネッリ38
7位ルイス・ハミルトン31
8位アレクサンダー・アルボン20
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム188
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム111
3位オラクル・レッドブル・レーシング89
4位スクーデリア・フェラーリHP78
5位ウイリアムズ・レーシング25
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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