2022年F1のハミルトンに注目するロズベルグ「ラッセルに絶対に負けるわけにはいかない、難しい状況に」
2021年9月23日
2016年のF1世界チャンピオンであるニコ・ロズベルグは、2022年にメルセデスに加入するジョージ・ラッセルと現時点で7度の世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンが、来年、それぞれどういう戦いを見せるのかに興味を持っている。ラッセルにとっては失うものはないが、それに比べるとハミルトンは難しい状況に置かれると、ロズベルグは考えている。
ウイリアムズに所属するラッセルは、昨年のサクヒールGPで、新型コロナウイルスに感染してレースを欠場したハミルトンの代役を務め、大きなポテンシャルを垣間見せた。
ハミルトンのチームメイトのなかで唯一彼を破ってチャンピオンの座に就いたロズベルグは、元ライバルのハミルトンは、来年難しい立場に立つと考えている。ハミルトンは、ラッセルに勝っても大きな手柄にはならない。しかしラッセルは、ハミルトンに勝てば高い評価を勝ち取ることができるのだ。
「(ラッセルの)ポジティブな点は、彼には失うものがなく、得るものしかないということだ。なぜなら史上最も優れたドライバーと対戦するのだからね」とロズベルグは『Sky F1』に語った。
「誰も彼に勝つことを期待していないが、もし勝つことができたら、史上最高の絶対的なヒーローになるだろう」
「一方で、ルイスは大変だよ。相手は優勝経験のない若手だ。ルイスにとっては失うものしかない状況なんだ」
「彼は史上最も偉大なドライバーだ。なのにこの若手に負け始めたとしたら、とても困った事態に陥る」
来季ふたりがホイール・トゥ・ホイールで戦う機会が訪れた時、ラッセルが引くのか引かないのかで、メルセデスチーム内の雰囲気が決まって来ると、ロズベルグは考えている。メルセデスはふたりのドライバーの管理に苦労することになるかもしれない。たとえばハミルトンとロズベルグが戦っていたころの激しいライバル関係が復活するかもしれないのだ。
「最初のホイール・トゥ・ホイールのバトルで、ジョージはチャレンジに直面する」とロズベルグ。「彼は譲るだろうか、それとも一歩も引かないのだろうか」
「とても難しい。彼が全く引かずに(接触が起きて)、その責任が完全に彼の方にある場合、メルセデスでのキャリアのスタートが悲惨なものになってしまう」
「でも彼が一歩も引かなくて、どちらかというとルイスに(接触の)責任がある場合は、ジョージにとって大きな自信につながる。だがルイスを落ち着かせる必要もあり、うまく扱うのはとても難しい」
「微妙な問題だ。バルテリ(・ボッタス)は5年間を通して保守的すぎた。その点であまりうまくやれなかったと思う。一方で、攻撃的になりすぎた例もある。本当に微妙なラインなんだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |