F速

  • 会員登録
  • ログイン

“空力の天才”が完全復活か。「ニューウェイは2017年規定に興奮している」

2016年7月6日

 レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイは、2017年から導入される新しいボディワークの変更点に”興奮”が高まっているとチームオーナーであるクリスチャン・ホーナーが明かした。


 ニューウェイは昨年からレッドブルのアドバイザーとして関与しているが、ここ数年、徐々にF1の表舞台から後ずさりしている。“空力の革命児”は、昨年より取り掛かっているアストンマーティンのロードカープロジェクトと二足の草鞋を履いている状況だ。

今季のモナコGPに姿を現したニューウェイ。来季はデザイナーとして本格的にマシン開発に関わることが濃厚。今季のRB12も評価が高いが、来季マシンはさらに競争力アップか──。
今季のモナコGPに姿を現したニューウェイ。来季はデザイナーとして本格的にマシン開発に関わることが濃厚。今季のRB12も評価が高いが、来季マシンはさらに競争力アップか──。

 この事実にホーナーは「空力やワイドタイヤ化といった要素と違う部分で速さを競う現在のレギュレーション(パワーユニット競争)の導入で、ニューウェイのF1への関心は遠のいてしまった。でも彼は2017年のレギュレーション変更に興奮を隠せないでいる。今、ニューウェイは2つのプロジェクトを担っている。アストンマーティンのプロジェクトでは設計をしており、デザイナーとしての本分に戻りつつある。ニューウェイはマシンコンセプト、空力、レイアウトのスペシャリストだ。来年のマシンでは大きく関わることになると思う」とニューウェイの心境を明かした。


 ニューウェイはF1に”完全復活”するかとの問いに対し、ホーナーは「彼は現在も不定期に関わってくれている。言えるのはニューウェイはこれまでの実績が認められているだけでなく、今でも非常に優れたデザイナーだということだ。彼が何にプライオリティを置いているかによるが、我々のファクトリーには彼のために労を惜しまない、腕利きのスタッフが在籍している。現在のクルマはそのスタッフによって作られている」と答え、復帰に関しての明言は避けた。


 アストンマーティンとの共同プロジェクトで次世代ハイパーカー”AM-RB 001”を作り上げたレッドブルだが、彼らの優先順位としてはあくまではF1に集中することだとホーナーは言う。


「我々のプライオリティはグランプリレースにある。でも(アストンマーティンとの)プロジェクトは我々の優れたエンジニアスキルの証明とエイドリアン(ニューウェイ)の野心を実現しただけでなく、アストンマーティンのようなブランドとパートナーシップを結ぶことによる商業的利点を含めていいこと尽くめだ」


「我々はここ18か月間、注文部門を通して、アストンマーティンにサービスを提供している。(今期のマシンである)RB12はアストンマーチンとの提携の中で作られた最初のクルマというだけでなく、大きな成功を生むクルマになった」



(Translation:AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号