審議対象のハース2台はペナルティなし。ザウバーに対する進路妨害とみなさず

　ハースのロマン・グロージャンとエスティバン・グティエレスは、F1ヨーロッパGPの予選Q1において、ザウバーのマーカス・エリクソンの進路を妨害したとして審議対象となっていたが、両ドライバーともにペナルティは科せられなかった。　

　対象となったコーナーは、グロージャンはターン15、グティエレスはターン18と19の間。それぞれエリクソンのアタック中に進路を塞いだ疑いで審議されたが、スチュワードが3人のドライバー全員と直接話し、映像も確認した上で、おとがめなしとなった。

　スチュワードの見解は「グロージャンは高速コーナーを走行しており、エリクソンに対して、お互いが安全な範囲で（追い抜きが）現実的な場所で、すぐに先行させていた」というもの。

　グティエレスは「ターン16を通過したあと、アタックに向かう直前にエリクソンを先行させた」として、エリクソン側からも異議はなく無罪となっている。

（AUTOSPORTweb）

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連ニュース

※スペインGP終了時点

※スペインGP終了時点

2024年F1カレンダー

1位	ヒュルケンベルグ離脱後のハース、速さと経験を積んだ角田裕毅が候補のひとりか／F1時事ネタコラム
2位	角田裕毅、メルセデスと戦って7位「素晴らしいマシンを開発したチームに感謝」代表は「知的で速い」と称賛：F1第6戦
3位	ノリスの成長を加速させた気鋭のチームメイト。好調が続かなかったリカルドへの懸念【中野信治のF1分析／第6戦】
4位	追記あり【正式結果】2024年F1第6戦マイアミGP決勝
5位	グランプリのうわさ話：ニューウェイ、“感情的な相違”でアストンマーティンからの巨額オファーを拒否か