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メカUPDATE:苦闘するマクラーレンの新ウイング
2015年10月4日
マクラーレンはシンガポールGPと日本GPの連戦に、新しいフロントウイングを持ち込んでいた。フラップ形状はそのままで、翼端板の外側(写真:赤の矢印)と内側(写真:水色の矢印)にフィンを追加。ただし、すでに他チームは昨年から採用しているアイデアで後追い感は否めない。
「サイズ・ゼロ」というコンセプトのもと、ホンダはパフォーマンス不足に苦しみながらもコンパクトなパワーユニットづくりに取り組んでいるが、車体がコンセプトを活かしきれないとなれば、パワーユニットを小型化した意味がなくなってしまう。
日本GPでは苦闘するマクラーレン・ホンダのマシンが何度も映し出された。印象的だったのは、S字の進入でテールランプが点滅していたこと。燃費をセーブするためブレーキング前に「リフト&コースト」する場合があるため、後方へアクセルを戻したことを知らせるためのものだ。
鈴鹿名物のセクター1は、2コーナーでブレーキングしたあと、デグナーヘ向けて車速をできるだけ落とすことなく、リズム良く切り返さなければならない連続コーナーだ。S字でブレーキを踏んだり、アクセルをオフするようでは、速く走ることができない。マクラーレンMP4-30は鈴鹿でデプロイだけでなく、ダウンフォースも十分ではなかったと考えられる。
チーフエンジニアのピーター・プロドロモウによる空力コンセプトに問題があるのか、ホンダのパワー不足を補うためにダウンフォースを削っていたのかは定かではない。いずれにしても、ストレートで抜かれて「GP2エンジン!!」と叫んだフェルナンド・アロンソですらS字でアクセルを戻すほど、ダウンフォースが足りていなかったことは事実である。
(尾張正博)
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※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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