F1ジャーナリストたちの間で、ひそひそと交わされる裏話──そこには記事にできない極秘情報から、実に些細なことまで、興味深い内容がつまっている。2014年はトム・ハンター氏（仮名）の人気コーナー「毒舌パドック裏話」が『F1速報』携帯サイトへ移籍。夏休みには、ハンター氏とともにプレスルームで取材に勤しむジャーナリスト3名に声をかけて「禁断の座談会」を開催した。おかげさまで好評をいただいたので、再び同じメンバーを招集。前半戦の内容を“反省”しつつ、2014シーズンを斜め下の視点から大いに語ってもらった。今回もハンター氏は一身上の都合で欠席、彼らの身元を明かすことはできないため最小限のプロフィールで勘弁してほしい。

A氏：美食と美女には一家言ありの情報通ジェットセッター
B氏：どんなことも裏を読んでしまう悪気のない毒舌家、今回は口数少なめ？
C氏：ぱっと見ラテン系、常にパドックを歩き回って独自のネタを収集

まず「年忘れ覆面座談会1：可夢偉に残された第3の可能性」を読むなら、こちらへ

◇◇◇◇◇

──それでは今回も、個人的に興味があるところから“場外ネタ”を中心で、チームごとにお話を伺いたいと思います。2015年のエントリーリストでロータスは暫定となっていますが、チームの基盤は安泰なんでしょうか。

A氏：厳しいことは、厳しいはず。そもそも2014シーズン中盤から、最初に破綻するのはケータハムかロータスかと言われていたから。この年末と1月末の支払いは大変なんじゃないの。

• -
  ツイート
• 0
  シェア