年忘れ覆面座談会2:マルドナド爆笑事件の真相は
2014年12月28日
──その状況で、メルセデスとパワーユニット供給契約できたのは大きいですね。
A氏:ロマン・グロージャンはルノーのままだったらチームに残らなかったと言っているし、そこは生命線だった。
B氏:ロータスとメルセデスの契約は、かなり政治的な決定と考えていい。本音はメルセデスにしたって、ちゃんと代金を払ってくれるかどうかわからないチームにパワーユニットを供給したくないはず。バーニー(エクレストン)が保証人になって、しぶしぶ承諾したって感じじゃない?
──最終戦でパストール・マルドナドのエンジンがブローしたとき、ガレージでチームスタッフが爆笑していましたよね。あれは、どういうことなんですか?
C氏:ほんとに爆笑してたんだよ!
A氏:「よくやったな」と。エンジンがおかしくなっているのがわかっているのに、マルドナドはフルスロットルで走り続けたから。もうピストン突き破っちゃってさ。最後だからヤケクソで。
C氏:あとでチームの上のほうからは「やりすぎだ」と、お叱りを受けたらしい。
A氏:アブダビテストのときに見たら、マルドナドのクルマはモノコック単体になってた(笑)。
C氏:ルノーのパワーユニットが悪いというより、ルノーの対応にも問題があるよね。だって、レッドブルは壊れないんだから。現場で戦っているスタッフとしては、お金と政治力があればレッドブルと同じパワーユニットがくるはずなのに……というチーム上層部への不満もある。だから、彼らが爆笑したことに対して、チームのトップが怒るんだよ。戦うために必要なモノが足りないから現場には不満が溜まっている。
A氏:たとえば、コンピュータに必要なデータがそろっているのにコンピュータが壊れて何もできなかったり、それでイチからやり直しになったりという状況なんだよね。
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5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
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