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【今宮純】前半戦ドライバー採点&短評その2

2014年8月15日

 今シーズンの前半戦のドライバー22人を、今宮純氏がコースサイド、パドックでの独自の視点で評価。2回に分けてお届けします。第2回目は、今季の前半戦の"ベストイレブン"ドライバーを選出。最高評価が☆☆☆☆☆5つ



エイドリアン・スーティル
 ボクサーにたとえれば“中量級"の彼にはウェイトハンデがある。ニューC33が14年マシンの中で最も“ヘビー級"なのがフェラーリPU(パワーユニット)合体で判明、今季ワースト無得点ザウバーの悩みはこの“重たさ"に尽きる。コーナリングに顕著に見られ荷重移動時に「モター〜モター」っとキレがない。まるで<メタボ・コーナリング>だ。

☆☆

ジェンソン・バトン
 キャリア現役最長15年、バーレーンGPで250戦、日増しに哲学者然に見えるようになった。デビューしたころのチャラさは全く消え、今年いっこうにアップデート効果がないMP4/29に真摯な態度で努力。それをR・デニスさんはもっと理解してあげないと。レース人生最大の選択を熟考しているようなジェンソン、いっそ、日本国籍になっちゃえば……。

ジュール・ビアンキ
 5月モナコ激走・9位初入賞、7月シルバーストーン・テスト2日目最速(フェラーリ)といい仕事ぶりで存在アピール。小林の“大敵"だが、しばしば細かなミスを犯す癖がまだある。

☆☆☆

ニコ・ヒュルケンベルグ
 この企画スタートから評価してきた彼が、ハンガリーGPで凡ミス(本人も猛省したと聞いている)の同士討ち。今年10戦連続入賞でストップ、大事なのは後半戦だ。どのチームも記憶に残るのは春より秋の結果なので。

小林可夢偉
 いつも英国AS誌の巨漢若手ライター氏は、プレスルームで間食ばかりしているがカムイ・ファンのようで誌上で高評価している。以前、優勝経験者に「カムイはもっとうまくなれると言っておいてくれ」と、間接アドバイスされたことがある。自分などが言うまでもなく今年の彼は上達、難しいクルマ、遅いクルマで本当にうまくなった。結果より内容、それを鈴鹿で見て欲しい(!)。

ニコ・ロズベルグ
 純粋な意味でドライバー資質が今年レベルアップしたとは思えない。首位で折り返した前半レースを精査すると、正しい時にいつも正しいところにニコはいた。リタイアは1度きり、トラブルに苛まれることもなかった。11点リードをもらいここから「男対男の勝負」、表情に厳しさが増し、もうディカプリオには似ていないニコ。





レース

9/13(金) フリー走行1回目 18:30〜19:30
フリー走行2回目 22:00〜23:00
9/14(土) フリー走行3回目 17:30〜18:30
予選 21:00〜
9/15(日) 決勝 20:00〜


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン303
2位ランド・ノリス241
3位シャルル・ルクレール217
4位オスカー・ピアストリ197
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン164
7位セルジオ・ペレス143
8位ジョージ・ラッセル128
9位フェルナンド・アロンソ50
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング446
2位マクラーレン・フォーミュラ1チーム438
3位スクーデリア・フェラーリ407
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム292
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム74
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム28
8位BWTアルピーヌF1チーム13
9位ウイリアムズ・レーシング6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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