F1開幕。アロンソ首位スタート。可夢偉はトラブル
2014年3月14日
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2014年のF1開幕戦オーストラリアGPが14日、メルボルンにあるアルバートパーク・サーキットで幕を開け、現地時間12時30分から行われた1回目のフリー走行は、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。
大幅な規則変更が導入され、オフのテストから波乱が相次ぐなど、新たな時代に突入した今年のF1。ふたつのエネルギー回生システムを備える新しいV6ターボユニットに各陣営は苦戦を強いられ、昨年までドライバーズとコンストラクターズの両チャンピオンシップを制してきたレッドブルらのルノーユーザーは十分な準備もままならないシーズンのスタートを迎えることになった。
金曜日のメルボルンは快晴。気温は20度、路面温度は37度を記録した。
今年の週末は、ひとりのドライバーに13セット(プライム7セット&オプション6セット)のタイヤが与えられるとともに、FP1を活性化する目的でプライムタイヤが1セット限定で追加されることになっている。ピレリは今年のメルボルンにホワイト・ミディアムとイエロー・ソフトの2種類のコンパウンドを持ちこんでいる。
フェラーリのアロンソを先頭に90分のセッションがスタートすると、まずは各車ともインスタレーションラップでマシンのチェックを行っていくが、開始5分に10コーナーで1台のマシンがストップする。メルセデスのルイス・ハミルトンだ。ウインターテストで一番の仕上がりを見せていたメルセデスのトラブルに驚きが広がり、コクピットから降りるハミルトンからも落胆の表情がうかがえた。
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また、苦戦が予想されていたルノー陣営も王者レッドブルのセバスチャン・ベッテルをはじめ、ロータスの2台はガレージでエンジンカバーが外され、メカニックが作業を続けている。
その間、コース上では、ダニエル・リカルドのタイム計測以降、アロンソ、ニコ・ロズベルグらがトップタイムを塗り替えていき、開始45分の時点では、アロンソ、ロズベルグ、そしてマクラーレンのジェンソン・バトンがトップ3を形成、12台ほどのマシンがタイムを記録する。
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セッションが折り返すタイミングで今度はバトンがトップに浮上すると、ようやくレッドブルのベッテルもコースイン。その後、アロンソが1分31秒台に入り、ウイリアムズのフェリペ・マッサも3番手タイムをマークしてくる。
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しかし、開始1時間が過ぎてもタイムを記録したのは15台。ケータハムは小林可夢偉とマーカス・エリクソンがインスタレーションラップ以降、周回を重ねることができず、エリクソンに至ってはマシンを降りてレーシングスーツも脱いでいる。可夢偉のマシンは燃料システム、エリクソンは電気系のトラブルに見舞われた模様だ。
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セッション終盤、残り15分を切ると、ロータスのパストール・マルドナドが作業を終えてようやくコースインを果たすも、3周目でエンジンがストップ。コクピットからは白煙のようなものも見えたが、惰性でなんとかピットまで辿り着いた。
その後は、ウイリアムズのボッタスがチームメイトを上回って3番手に浮上したが、アロンソのトップは変わらず。2014年最初のセッションはアロンソ、バトン、ボッタスがトップ3という結果となった。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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