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フェラーリ「低迷はタイヤ変更のせいではない」

2013年10月2日

LAT

 フェラーリのチーフデザイナー、ニコラス・トンバジスはシーズン中盤以降のチームの失速はピレリタイヤの変更だけによるものではなく、マシン開発をうまく進められなかったことが大きいと述べた。

 フェルナンド・アロンソは今季シーズン序盤の中国とスペインで優勝を飾ったものの、その後は2位どまりとなっている。一方セバスチャン・ベッテルは13戦中7勝を挙げ、夏休み明けの3戦では連勝を成し遂げている。

 すでにポイントリーダー、ベッテルとアロンソのポイント差は60点に拡大した。

 アロンソは、シーズン途中にピレリがタイヤを変更したことがフェラーリのパフォーマンス低下につながったと考えている。

「僕らは中国とスペインで勝ったが、その後、パフォーマンスが低下したと思う。特に2012年の(コンストラクションの)ピレリタイヤが採用されて以降、それが顕著だ」とアロンソ。
「それがチャンピオンシップのターニングポイントになった。タイヤが変わった時に、僕らは(タイトルに)別れを告げたんだ」

 しかしトンバジスは、フェラーリの不振はタイヤが変わったことだけが原因なのではないと述べた。

「我々のパフォーマンス低下をタイヤだけのせいにするのはいささか表面的な見方だと思う」とトンバジス。
「我々は開発を進めてきたが、それがあまり力を発揮せず、うまく機能しなかった」
「ライバルたちと比べて我々の弱点なのは風洞技術だ。フロークオリティに問題があり、一貫性があまりなく、理想とする大きさのモデルを走らせることもできない」
「データも設備もかなり時代遅れだ。そのために1日の中で多くの走行や実験を行うことができない。それが障害になった」

 フェラーリはこの数カ月、風洞のアップデートを行い、今月中に再開する予定となっている。

「この数カ月を風洞のアップデートにあて、すべての問題に対処した。完全に稼動し始めた時には、ライバルたちと比べて劣った状態ではないと、私は確信している」とトンバジスは語った。




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