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初日はマクラーレン。アロンソ、可夢偉はトラブル

2012年9月7日

LAT

 2012年F1第13戦イタリアGPの金曜フリー走行2回目は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は16番手だった。

 FP1をマシントラブルで終えたフェルナンド・アロンソに、FP2でも度重なるトラブルが襲った。エンジンを載せ替え、セッション序盤にコース復帰を果たしたアロンソだったが、ミディアムタイヤの走行中に左フロントのブレーキまわりがトラブルに見舞われピットイン。
 さらに、コースに戻ったセッション終盤前に今度はギヤボックスが異常をきたし、スロー走行のまま再度のピットインを余儀なくされた。
 アロンソは、結果的に僅差の3番手タイムとなったが、周回数はわずかに17周でライバル勢の半分に留まることになった。

 また、アロンソと同じくザウバー勢にも原因不明のトラブルが起きている。セルジオ・ペレスは32周を走り9番手タイムをマークしたものの、可夢偉は17周しか走れずタイムも16番手。ガレージで渋い表情を見せた可夢偉は、セッション終了を待たずにマシンから降りてしまった。

 一方、初日をトップタイムで終えたのは好調が伝えられるマクラーレン勢だ。ハミルトンが1分25秒290というタイムでトップにつけると、チームメイトのジェンソン・バトンも僅差の2番手につけ、周回数も揃って30周以上をこなした。

 フェラーリはアロンソにトラブルが発生したものの、フェリペ・マッサが4番手につけ、マクラーレンに続くポジションで初日を終了。5番手にはメルセデスのニコ・ロズベルグ、6番手ロータスのキミ・ライコネンが続き、フォース・インディアの2台もトップとコンマ2秒差の7、8番手につけている。

 レッドブル勢はマーク・ウエーバーが11番手、セバスチャン・ベッテルは13番手で初日を終えている。




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