マクラーレン「MP4-27は失敗作じゃない」
2012年7月16日
LAT
マクラーレンのテクニカルディレクター、パディ・ロウは、MP4-27は根本的に劣ったマシンというわけではなく、自分たちがマシンの力を十分に引き出すことができずにいるだけだと語った。
ジェンソン・バトンはこの6戦で7ポイントしか獲得できておらず、イギリスGPでは予選Q1で脱落、決勝では10位だった。ルイス・ハミルトンはヨーロッパGPまでは速さを見せていたものの、イギリスGPでは予選、決勝ともに8位と低迷した。
マクラーレンはシーズン序盤は好調だったが、ここ数戦はフェラーリとレッドブルが速さを見せている。
ロータス、ウイリアムズ、ザウバーよりもタイムが劣る状況もみられるものの、パディ・ロウは見た目ほどマクラーレンのマシンは悪くはないと語った。
「『このマシンは根本的に大失敗だ』と言うような状況ではない」とロウはイギリスGPの苦戦の後で語った。
「常にある問題、つまりマシンの最大限の力をどう引き出すかという問題だった。マシンは(イギリスの)週末を通してフルウエットでは非常に強力だった。ダウンフォースがなければすぐにああいうパフォーマンスを発揮することはできない。我々が抱えているのは、一貫性の問題なのだ」
マクラーレンはシルバーストンで大規模なアップデートを導入し、トップ争いに加わることを期待していたが、それは実現しなかった。
しかしロウは、2戦前のカナダではハミルトンが優勝していることから、イギリスのポジションはマクラーレンの真のポテンシャルを表したものではないと考えている。
「各チームは開発競争を行っている。我々はアップデートを持ち込んだが、他のチームもそれは同じだった。その結果我々より速さを発揮したチームが多数あり、そのいくつかが結果につなげられなかった」
「悲観的に考えるなら、我々が8位と10位でフィニッシュできたのは上出来だと言えるだろう。ザウバー勢や(パストール・)マルドナドは本来なら我々より上位でフィニッシュできたはずだが、我々にとってはラッキーなことに、彼らが後退したからだ」
「こういったチームすべてがこの1カ月、我々と比較してマシンパフォーマンスを大幅に向上させたとは考えづらい。我々はマシンの調整をどうすべきかについての課題をこなし続ければいいと、私は考えている」
マクラーレンはドイツにもアップデートを導入し、リヤボディワークを大きく変更、次のハンガリーに向けても開発を進めている。
「この2戦に向けてアップデートの大規模なプログラムがある。夏休み前の向上のために皆が懸命に作業に取り組み、非常に慌ただしい時期になるだろう」
「ハンガリーは勝てればとても嬉しいね。この3年で2回勝って、夏休みを迎えているから、去年と同じ結果を出せばいいということだ」
マクラーレンのテクニカルディレクター、パディ・ロウは、MP4-27は根本的に劣ったマシンというわけではなく、自分たちがマシンの力を十分に引き出すことができずにいるだけだと語った。
ジェンソン・バトンはこの6戦で7ポイントしか獲得できておらず、イギリスGPでは予選Q1で脱落、決勝では10位だった。ルイス・ハミルトンはヨーロッパGPまでは速さを見せていたものの、イギリスGPでは予選、決勝ともに8位と低迷した。
マクラーレンはシーズン序盤は好調だったが、ここ数戦はフェラーリとレッドブルが速さを見せている。
ロータス、ウイリアムズ、ザウバーよりもタイムが劣る状況もみられるものの、パディ・ロウは見た目ほどマクラーレンのマシンは悪くはないと語った。
「『このマシンは根本的に大失敗だ』と言うような状況ではない」とロウはイギリスGPの苦戦の後で語った。
「常にある問題、つまりマシンの最大限の力をどう引き出すかという問題だった。マシンは(イギリスの)週末を通してフルウエットでは非常に強力だった。ダウンフォースがなければすぐにああいうパフォーマンスを発揮することはできない。我々が抱えているのは、一貫性の問題なのだ」
マクラーレンはシルバーストンで大規模なアップデートを導入し、トップ争いに加わることを期待していたが、それは実現しなかった。
しかしロウは、2戦前のカナダではハミルトンが優勝していることから、イギリスのポジションはマクラーレンの真のポテンシャルを表したものではないと考えている。
「各チームは開発競争を行っている。我々はアップデートを持ち込んだが、他のチームもそれは同じだった。その結果我々より速さを発揮したチームが多数あり、そのいくつかが結果につなげられなかった」
「悲観的に考えるなら、我々が8位と10位でフィニッシュできたのは上出来だと言えるだろう。ザウバー勢や(パストール・)マルドナドは本来なら我々より上位でフィニッシュできたはずだが、我々にとってはラッキーなことに、彼らが後退したからだ」
「こういったチームすべてがこの1カ月、我々と比較してマシンパフォーマンスを大幅に向上させたとは考えづらい。我々はマシンの調整をどうすべきかについての課題をこなし続ければいいと、私は考えている」
マクラーレンはドイツにもアップデートを導入し、リヤボディワークを大きく変更、次のハンガリーに向けても開発を進めている。
「この2戦に向けてアップデートの大規模なプログラムがある。夏休み前の向上のために皆が懸命に作業に取り組み、非常に慌ただしい時期になるだろう」
「ハンガリーは勝てればとても嬉しいね。この3年で2回勝って、夏休みを迎えているから、去年と同じ結果を出せばいいということだ」
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |