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ボッタス「狭いコースでの追い抜きは難しく、スタート順位がよくなかったのが響いた」:キック・ザウバー F1第7戦決勝

2024年5月21日

 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーの周冠宇は15位、バルテリ・ボッタスは18位でレースを終えた。


■周冠宇(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=15位(62周/63周)
17番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム

周冠宇(キック・ザウバー)
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP 周冠宇(キック・ザウバー)


 レースの最初のうちはこれといった出来事もなかったが、その後はいくつかアクションがあった。僕らとしては、セーフティカーが出動して戦略面で恩恵を受けられるのを期待していた。実際にはそうならなかったけど、それでもタイヤのマネージメントをしながら戦略を機能させ、いくつかポジションを稼ぐことができたんだ。ただ、残念なことに、ほとんどのドライバーが同じように1ストップ戦略を採っていて、コース上でのオーバーテイクも難しかったので、大きなインシデントがない今日のようなレース展開では、ポイント圏内には入れなかった。


 ペースとパフォーマンスの点で、もう少しポテンシャルを引き出す必要がある。次はモナコだけど、まったく違う性格のサーキットへ行くと、パッケージが突然うまく機能することもある。チームはプッシュし続けているから、これからのレースでポイントを争えるように全力を尽くすつもりだ。


■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=18位(62周/63周)
16番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)


 僕にとっては、とても平穏な午後だった。戦略面で周りと違うことを試し、ジョウ(周冠宇)とは対照的に早めにピットに入った。これは試みとしては悪くなかったし、レースの大半を通じて問題はなかったけど、結果として2番目のスティントがちょっと長くなりすぎて、最後の10周ほどはタイヤのグリップが落ちてしまった。こういう狭いコースでは、やはり順位を上げていくのは難しく、特に今回はスターティングポジションが良くなかったのが響いた。


 アップグレードに関して言えば、ここでも小幅ながら進歩していたから、昨日があのようなコンディションでなければ、予選でもう少しポテンシャルを引き出せたかもしれない。とはいえ、僕らの主な競争相手のように、確実にポイント争いに加われるようになるには、さらなる改善が必要であることは言うまでもない。ファクトリーでは、チームのみんなが次のアップグレードパッケージの完成に向けて、多くの労力を注いでいて、ここ何レースかのうちに投入できるはずだ。


 そして、モナコではあのサーキット専用のパーツも用意される。モンテカルロは本当に特殊なコースで、予選がすべてと言ってもいいところだから、ポイント獲得のチャンスを手にするには、まずは予選でいいパフォーマンスを発揮することが重要だ。



(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)


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