フェルスタッペンがF1中国GP初優勝。セーフティカー出動も2位に13秒以上の差「ペースや一貫性、すべてに満足」
2024年4月22日
2024年F1中国GP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今季4回目、キャリア58回目の優勝、セルジオ・ペレスは3位を獲得した。
ポールからスタートしたフェルスタッペンは、2度のセーフティカーでそれまで築いたギャップを失いながらも、最終的に2位のランド・ノリス(マクラーレン)を13.773秒離して、中国での初優勝を飾った。
ペレスはスタートでフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)に抜かれた後、5周目に2番手に復帰。しかし、2回ストップのペレスは、バーチャルセーフティカー中のピットストップ1回で走るノリスとシャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろに下がった。ルクレールは抜いたものの、ノリスをとらえることはできず、ペレスは3位となった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(56周/56周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
今日は本当にうまくいったと思う。すべてに満足している。ペースが素晴らしかった。セーフティカー出動でそれまで築いたギャップは帳消しになり、その後、またギャップを築いていかなければならなかった。
マシンバランスがとても良くて、速く走る必要があるときにはいつも速く走れた。それに、スプリントの時よりも、走っていてはるかに安定している感じがした。リスタートの時もそうだった。全体的にチームのパフォーマンスにとても満足だ。
毎戦、そのレースに対して抱く感情は異なる。今回のレースは、特に楽しかった。通常より忙しいスプリントの週末だったにもかかわらず、週末全体がうまくいったからだ。
理想的な週末となった。上海での勝利は成し遂げたいことのリストにあったもので、今回ここに来て、素晴らしい観客の前で勝てたのは特別なことだ。このレースがカレンダーに戻ってきたことをうれしく思う。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=3位(56周/56周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
セーフティカーが少し不利に働いた。僕たちにとっては少し不運なタイミングで出たことで、劣勢に立たされ、ポジションをふたつ失った。
シャルルと戦ったことでタイヤを傷めすぎてしまい、その後が厳しくなった。このコースではデグラデーションのレベルが少し高いために、ポジションを上げることが難しく、苦労した。
今日はもっと良い結果を出したかったし、それを期待していた。スプリントはとても有望に思えたのに、今日はそれをうまく生かすことができなかった。いくつか(マシンに)変更を加えたことで、パフォーマンスが低下したのかもしれない。進歩を確実に維持して、より良い週末を送れるよう、マイアミに向けて、確認するつもりだ。
以前よりはるかに強力な週末を過ごせるようになっている。あとは1周目からリードして、自分自身のレースをすることができるかどうかだ。近いうちにそれが実現することを願っている。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

