最新記事
- ザウバー、イギリスに新拠点をオープン。スイ...
- アルピーヌ、リザーブのポール・アーロンをザ...
- F1 Topic:ローソンの6位入賞を支えた岩佐歩...
- F1の2026年プレシーズンテスト日程が決定、開...
- 「こういうマシンを用意してもらえたことに感...
- 「勇気ある決断で1ストップ戦略を選択した」...
- ハースF1のグッドウッド初参加が決定。チーム...
- 「タイヤが溶けていく感じ」スタート後の好感...
- クラッシュのアントネッリに、次戦3グリッド...
- 【F1第11戦決勝の要点】アロンソが3戦連続入...
- 【ポイントランキング】2025年F1第11戦オース...
- ノリスが今季3勝目、手に汗握る大接戦を制す...
【角田裕毅F1第8戦分析】ブレーキトラブルの原因を究明、アプローチを変更して臨んだ初日。温度を調整しながら走行
2023年6月3日
2023年F1第8戦スペインGP前日の木曜日、角田裕毅(アルファタウリ)はモナコGPでのブレーキトラブルの原因を次のように説明した。
「昨年、(ピエール・)ガスリーが悩まされていたときと同じような症状で、原因はわかっています。ただ単にマテリアル(素材)が合っていなかったという感じです」
ブレーキはサーキットごとに最適な温度域に合わせて変えている。このスペインGPからは、それを見直すと言う。
「アプローチを変えます。素材はサーキットによってブレーキの最適な温度域が違うので、それをもう少しアグレッシブな方向へ変えますし、ブレーキの冷却系システムもいままではオーバーヒートしないように(ブレーキダクト内の)仕切りをしっかりと区切っていたのを少し粗くして冷えすぎないようにします」
スペインGP初日のアルファタウリの2台は、ブレーキが冷えすぎないようブレーキダクトの入口をテープで塞いでいた。
それでも、フリー走行2回目で角田は、ブレーキの温度をコントロールしなければならなかった。
「簡単ではなかったです。意識してブレーキを温めないと問題になりやすかったですから」
ブレーキを温めるにはブレーキングしなければならない。さらにブレーキの熱によってタイヤの温まり方も変化する。ブレーキの温度をコントロールしながらのドライビングというのは、想像以上に難しい作業だ。
それ以外にも、この日はアップデートパーツのフィードバックも行わなければならなかった。このアップデートパーツはモナコGPから投入されているが、モナコは低速コースなので、空力の評価がしにくいため、パーマネントサーキットのカタロニア・サーキットでの評価が重要となる。
しかし、その評価は期待していたほどではなかった。
「乗っている感じではそんなに悪くないんですが、そんなに速くないので、土曜日に向けてどうやって改善させていくのかをエンジニアとともに見つけていかなければならないですね」(角田)
とはいえ、今シーズンの角田は、ここまで金曜日に苦労しながらも、土曜日にジャンプアップしていた。昨年、力強い走りで入賞を果たしたサーキットで、再び疾走する角田を見たい。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

