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F1ブラジルGP FP1:ペレスがトップタイムを記録もフェラーリと僅差。フェルスタッペンは回頭性に悩む
2022年11月12日
2022年F1第21戦ブラジルGPのフリー走行1回目が行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は19番手だった。
ブラジルGPは、第4戦エミリア・ロマーニャGP、第11戦オーストリアGPに続いて、今季3回目のスプリントが開催される。初日に予選が行われ、それ以降はマシンがパルクフェルメに入るため、セッティングを煮詰めるのはこのFP1の60分のみとなる。
FP1の始まる現地時間午後12時30分の時点で、インテルラゴスは快晴。気温24.9度、路面温度は49度まで上がっている。初日金曜日を含め、週末の降水確率は40〜60%と比較的高い。サーキットの位置するサンパウロ郊外は、予報にかかわらず局地的な雨が降ることで有名だ。
セッション開始直後から、20台が一斉にピットから出て行く。タイヤは、ミディアムとハードが混在している。コース幅の狭いオールドサーキットだけに、前のクルマに詰まってコースオフする光景があちこちで見られた。路面グリップもかなり低く、フェルスタッペンが「全然曲がらない」と、盛んに訴えている。とはいえハードで1分13秒575のトップタイム。ミディアムのバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が、コンマ2秒差で続く。
開始後26分、ペレスが最初にソフトタイヤを履き、1分11秒853と大幅にタイムを縮めてトップに立った。少し遅れてフェルスタッペンもソフトで出て行くが、やはりフロントの回頭性に納得いかないようで、ペレスのタイムを上回れない。ただし両者の差は1000分の8秒しかない。
終盤にはフェラーリ勢もソフトを履き、ルクレールがペレスから1000分の4秒差の2番手に。カルロス・サインツはフェルスタッペンに0.178秒及ばず4番手に留まった。メルセデスはインテルラゴスを得意としてきたが、ルイス・ハミルトンがリヤのグリップ不足を訴えて、首位ペレスから0.187秒落ちの5番手、ジョージ・ラッセルも6番手にとどまった。
7番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、そして来季のシート喪失が噂されるミック・シューマッハー(ハース)が8番手につけた。9番手ボッタス、10番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ)。角田も多くのドライバー同様グリップ不足に手こずり、19番手だった。
(Kunio Shibata)
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| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


