F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【角田裕毅F1第9戦密着】計画通りの2ストップでトップ10圏内へ。入賞に向けてロスを挽回しようとした矢先にクラッシュ

2022年6月20日

「端的に言って、今日のレースは我々にとってとても残念な結果となってしまった。パワーユニット交換で最後尾からスタートしたユウキは、レース前半は力強いスティントを展開し、タイヤをうまくマネージメントしていた。ポイント獲得も狙える位置につけていたが、残念ながら2回目のピットストップ後、ピット出口でコースオフしてしまい、その場でレースを終えてしまった」


 これはF1第9戦カナダGPレース後のジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)のコメントだ。


 エギントンが言うように、日曜日の角田裕毅(アルファタウリ)は素晴らしいレースを展開していた。チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズによれば、レース前から2ストップで行くことにしていたという。

【角田裕毅F1第9戦密着】
2022年F1第9戦カナダGP 角田裕毅(アルファタウリ)


「土曜日に雨が降ったせいで、路面がクリーンになったため、タイヤのデグラデーション(性能劣化)が大きいレースになることが予想されていた」(エドルズ)からだった。


 スタートでミディアムタイヤを選択したのは、「グリップが高いので、スタート直後に少しでも抜きたかったから」(エドルズ)で、角田はニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)を1周目に抜いている。9周目のバーチャルセーフティカー(VSC)時の1回目のピットインも想定内だったという。

【角田裕毅F1第9戦密着】
ミディアムタイヤでスタートした角田とガスリー


 44周目にトップ10圏内までポジションを挽回していた角田だが、もともと2ストップを予定しており、タイヤも限界に来ていたため、47周目に2度目のピットイン。残り23周でピットストップロス分を挽回しなければ入賞できない角田は、ピットロードの出口で「プッシュしすぎてしまった」と2コーナーのブレーキングで止まりきれず、そのままバリアへクラッシュ。


 エドルズによれば、「あれがなければ、10位入賞した(ランス・)ストロール(アストンマーティン)といい勝負になっていただろう」と言う。ストロールが17番手からスタートしていたことを考えれば、20番手スタートで10位争いをしようとしていた角田のそこまでの走りは素晴らしかった。それだけに、ピットロード出口でのミスの代償は大きすぎたと言ってもいいだろう。



(Masahiro Owari)


レース

11/29(金) フリー走行 22:30〜23:30
スプリント予選 26:30〜27:14
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号