「レッドブルとは僅差」と初日最速のハミルトン。ロングランとショートランのバランスに悩むメルセデス/F1第22戦
2021年12月11日
2021年F1アブダビGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=3番手/2=1番手、バルテリ・ボッタスはフリー走行1=2番手/2=3番手だった。
トラックサイド・エンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、一日を振り返り「午前中にはシングルラップに関してあまり満足できなかったが、ロングランではバランスが取れていた」とコメントした。
「午後にはシングルラップが楽にやれるようになったが、ロングランがあまり良くなかった。ドライバーはふたりとも、マシンにあまり満足していなかった」
「今夜の課題は、これまでマシンに施してきた変更の影響を理解し、燃料量が少ない状態と多い状態での正しい妥協点を見つけることだ」
「ブラックリーのシミュレーターを利用して今夜セットアップの作業に取り組む。忙しくなるだろう。だが、今日は問題点を理解したので、コース上での作業とファクトリーでの作業を通して、明日に向けて前進を図れることを期待している」
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=3番手(1分25秒355:ソフトタイヤ/25周)/2=1番手(1分23秒691:ソフトタイヤ/26周)
まずまずの一日だった。トラックの変更は気に入っている。流れがよくなり、より楽しめるようになった。
他のチームとの差が小さいことは確かだ。相対的なペースに関しては少し未知数ではあるが、この数戦同様にかなりの接戦になるはずだ。
マシンの感触は悪くはない。FP1では最初はいい位置にいて、その後、少し悪くなった。FP2では、いくつか変更を施したことで多少良くなった。
この後、データを精査して、どうすれば改善できるのかを理解する必要がある。目標は常に動いているんだ。
ロングランの時に前を走るマシンについていけるかどうか試したところ、相変わらずそれは簡単ではなかった。それでも去年までよりは良くなっているはずだ。
全体的にいい感触を持っている。体調もとてもいいし、セットアップに関してもポジティブなステップを踏めたので、今夜これをパーフェクトに仕上げて、明日もまた努力し続けるよ。
■バルテリ・ボッタス(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=2番手(1分25秒205:ソフトタイヤ/27周)/2=3番手(1分24秒083:ソフトタイヤ/29周)
修正されたコースレイアウトの感触をつかむことができてよかった。以前より流れが良くなり、オーバーテイクのチャンスも増やされたし、いい感じだよ。
走行中にちょっとした出来事があった。ラインを外れてダスティな箇所に乗り、コーナー手前の縁石で少し膨らんでしまった。その代償を次のコーナーで払うことになったんだ。いいドリフトだったけどね!
FP1からFP2にかけてマシンを大幅に変更したところ、一歩前進したと感じた。全体的には快適に走れている。ただ、今日は最高と言えるラップが1周もなかったので、さらに良くなる余地はあるはずだ。
ミディアムタイヤでのロングランはまずまずで、マシンには一貫性があった。新しくできた高速コーナーでは、リヤアクスルにかかるストレスが以前よりも少し大きくなっているように感じた。今夜大事な作業を行い、明日に向けて準備をしていく。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

