F速

  • 会員登録
  • ログイン

FIAがレッドブルF1の主張に反論、ペレスのペナルティ決定の過程を説明「当然の処分」とルクレール

2021年9月15日

 レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、F1第14戦イタリアGP決勝を3位でフィニッシュしながら、5秒ペナルティを受けて5位に降格された。32周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイクする際に、コース外を使ってアドバンテージを得たと判断されたためだ。これについてレッドブル代表クリスチャン・ホーナーは、FIAが事前にポジションを戻すよう指示することなくペナルティを出したと発言したが、FIAレースディレクターのマイケル・マシはこれを否定した。


 ペレスはオーバーテイクの後、ポジションを戻す必要があるかとチームに尋ねたが、チームから後退するようにという指示がなされなかったために、ポジションを守って走り続けた。

2021年F1第14戦イタリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

 ホーナー代表は、レース後、スチュワードはポジションを返せという指示をしないままペナルティを出したと主張した。


「スチュワードがあれを問題視していれば、ポジションを戻すよう指示をよこすものと考えていた。だが、その指示は来なかった。だがその後、結局ペナルティが出た」


 しかしマシはペナルティを出す前にレッドブル側と話をしたとして、ホーナーの発言は「不正確だ」と否定した。
「彼らはレースコントロールに、どうすべきか尋ねてこなかった。私は彼らに対し、ポジションを戻すことを考えてはどうだと提案したところ、自分たちで考えていると彼らは答えた。そういう会話があったのだ」


 ペレスは経験豊富なドライバーであり、コース外を使ってオーバーテイクした後には反射的にポジションを戻すという判断をしてもよさそうなものだが、もちろん、ペナルティが出ないことを祈り続けて、正しい指示を出さなかったチームに問題がある。

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第14戦イタリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

 当事者のルクレールは、ペレスへのペナルティは当然の措置であると断言した。
「ターン4入口の時点で、彼がアウト側からオーバーテイクを仕掛けてくると思っていたので、僕はコーナー半ばで、減速した。彼がアウト側のラインを保って前に出ると思ったからだ」とルクレール。


「そしたら彼がコーナーをショートカットしていくのを見た。僕は彼にスペースを残しているのにだ。驚いたよ。少し混乱した。もちろん、その後にポジションを戻してくれるものと思っていたら、彼は戻さなかった。そういうわけだから、彼がペナルティを科されるのは当然のことだよ」



(Grandprix.com)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号