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ライコネンとマゼピンの接触は、アルファロメオの信号機システムが原因「青、赤、青と表示された」/F1第11戦

2021年8月6日

 アルファロメオによると、第11戦ハンガリーGPでニキータ・マゼピン(ハース)の進路にキミ・ライコネンがアンセーフリリースされたのは、チームのピットボックスにある信号機システムの誤作動が原因だという。


 ライコネンとマゼピンはふたりとも、波乱の決勝レースの2回目のフォーメーションラップの終わりにピットレーンに入り、インターミディエイトタイヤからドライタイヤに交換した。


 しかしマゼピンが自身のピットボックスに近づくと、彼のマシンの前にリリースされたライコネンがマゼピンのマシンの右フロントホイールに衝突し、サスペンションに決定的なダメージを与えてしまった。


 ライコネンはチームの失態のために10秒ペナルティを科されたが、レースに復帰して11位でフィニッシュし、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が失格となったため暫定10位となっている。一方のマゼピンはアンセーフリリースから大きな被害を被った。


「本当に迷惑なことだ」とリタイア後にマゼピンは苛立ちを見せた。「あのレースは、僕だけではないだろうが本当に続けたかったんだ。多くのチャンスがあり、僕のチームはそうしたチャンスをとても必要としていた」


「他のチームがミスをしてマシンを送り出すなんて運が悪いよ」


 アルファロメオのトラックサイドエンジニアリング責任者であるセビ・プホラルが後に説明したところによると、ライコネンのピットボックスの信号機システムが、彼のピットストップ中に誤作動を起こしたのだという。


「キミは他のドライバーたちと同時にピットストップをしに戻ってきたが、我々の信号機システムに問題があり、それがきちんと作動しなかった」とプホラルは説明した。


「彼は不運なことにマゼピンが入ってきたときに出て行った。信号機は青、赤、青、といったように表示されていたのだが、彼が見たときは青だった。だが本来は赤のままであるべきだった。つまり我々のシステムが正常に機能しなかったというわけだ」


 アルファロメオがずさんな作業をした午後、アントニオ・ジョビナッツィもピットレーンでの速度制限違反によって10秒加算のペナルティを受けた。ジョビナッツィは、ピットレーンに時速80kmの制限を大きく超える時速105.6kmで進入したのだ。


 アルファロメオのライバルであるウイリアムズはハンガリーで10ポイントを上げたため、アルファロメオはコンストラクターズ選手権で9位に順位を落とした。


 2021年のほぼ半分が無事に終わったわけだが、プホラルはシーズン後半にはチームがウイリアムズを捕らえて追い抜くだろうと期待している。


「我々が上の順位にいられればよかったが、まだやるべき多くのレースがある」とプホラルは語った。


「このレースでは2台のマシンをQ2に進出させることができたのだから、シャットダウンの後におそらくウイリアムズに追いつくことはできるだろう。ある時点やいくつかのチャンスにおいて、ポイントを獲得することはできると思う」

アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
2021年F1第11戦ハンガリーGP 予選14番手のアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)



(autosport web)


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