FIA、F1新リヤタイヤの導入を承認。イギリスGP以降は剛性強化した新構造のタイヤに
2021年7月10日
FIA世界モータースポーツ評議会会合で、F1第10戦イギリスGPから、より耐久性の高い新しいリヤタイヤが導入されることが承認された。
第6戦アゼルバイジャンGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とランス・ストロール(アストンマーティン)にタイヤトラブルが発生、それぞれクラッシュを喫するという事故があった。これを受けてピレリは調査を行い、タイヤに根本的な問題はなかったことを明言。ピレリが予想していたよりも低い内圧でタイヤが使用されていたことが問題であったと示唆した。
その後、ピレリはシーズン中のタイヤ変更に向け、オーストリアGPに新たなコンストラクションのリヤタイヤを持ち込み、フリープラクティス中に各ドライバーがテストした。このテストがうまくいったことから、FIAはイギリスGPからの新タイヤ導入を承認した。
7月8日の世界モータースポーツ評議会会合の後に発表された声明において「世界評議会は、2021年シーズンの残りのグランプリにおいて新しい構造のリヤタイヤを導入することを承認した」と記されている。
垂直方向の剛性が高められた新リヤタイヤは、ピレリが昨年、2021年用プロトタイプタイヤのテストをするなかで得た知識、2022年18インチタイヤのテストで学んだ知識が取り入れられたものだ。
ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラは、新構造のタイヤが、より頑丈でありつつ、タイヤの挙動を変えないことをテストで確認したと述べていた。テストにおいては、新構造において縦方向の剛性が増したことに伴い、内圧が2psi下げられた。イゾラは、ドライバーたちからのフィードバックも良好だったと明かしていた。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
6/8(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/9(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/10(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
※カナダGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※カナダGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |