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ベッテル「他とは違う戦略でダブル入賞。レースペースが強力だった」アストンマーティン/F1第7戦決勝

2021年6月21日

 2021年F1フランスGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは9位、ランス・ストロールは10位を獲得した。


■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 決勝=9位
 今日は、(ピットストップを遅らせるといった)他とは違う戦略を取る必要があった。それがとてもうまくいって、2台揃ってポイント圏内でフィニッシュできた。


 残念ながら第1スティントでコースをはずれて、タイムをだいぶ失ってしまった。少しプッシュしすぎたんだ。あれがなければ、最後には新しいタイヤを履いていたし、前の集団にもっと近づけただろう。だから物事が完璧に進んでいたら、もう少し上の順位でフィニッシュできたかもしれない。


 とても風が強いコンディションだったので、一貫した走りをするのが簡単ではなかった。風を予測するのが難しかったからね。それでも僕たちは状況を最大限に活用したし、チーム全体が強力なパフォーマンスを発揮し、競争力のあるレースペースで走れた。

2021年F1第7戦フランスGP ランス・ストロール(アストンマーティン)
2021年F1第7戦フランスGP ランス・ストロール(アストンマーティン)

■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
ランス・ストロール 決勝=10位
 マシンの感触が良くて、今日は良いペースを引き出すことができた。ポール・リカールは通常はオーバーテイクがあまり見られないサーキットだけれど、僕はコース上で何度も他のマシンを追い越した。


 周回ごとに風の状態が変わるので、コンディションは少々トリッキーだったし、誰もがそうだったと思うが、デグラデーションがひどかったね。レースの終盤、多くのドライバーがグリップに苦しんでいたため、僕たちはアドバンテージを得て10位でフィニッシュすることができた。


 自分たちの力で勝ち取った結果であり、優れた戦略が役に立ったことは間違いない。2台がポイント圏内に入れたことはまずまずの成果だよ。特に僕は19番手からスタートしたわけだしね。


 レースペースは進歩しているが、これからも安定してポイントを獲得できるよう、土曜日のペースを上げる必要がある。



(autosport web)


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