F速

  • 会員登録
  • ログイン

【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:エンジン開発を凍結して有利な状況を維持したいメルセデス

2020.12.03

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 メルセデスは、2022年の初めからエンジン開発を凍結するというレッドブルの要請を公に支持している。そうなればレッドブルは2021年のホンダ製パワーユニットを現在のテクニカルレギュレーションの有効期限である2025年まで使用することができる。

 だがメルセデスは、現在の4社のエンジンマニュファクチャラーのパフォーマンスを上げて均一にするためBoP(パフォーマンス・オブ・バランス)を導入するというフェラーリの提案には断固として反対している。

 なぜならメルセデスにはグリッドで最高のパワーユニットがあるからだ。だが他3社が人為的な方法で追いつけるようにすることは望んでおらず、BoPについて「どのマニュファクチャラーにとっても屈辱的なものだ。なぜならパフォーマンスが十分ではなく、競争力を発揮して走行する助けが必要だということをマニュファクチャラーに受け入れさせるものだからだ」と語った。

 ウォルフは次のように付け加えた。「公の場でそのような屈辱を受け入れる者はいないと思う。DTMでパフォーマンスをベースにしたウエイトハンデが導入されたときに見聞きしたことがある。予選後に我々が聞いたのは、『もし5kgのウエイトがマシンになければ予選でポールポジションが取れたのに』ということだけだった」

「DTMシーズンの全体がその調子だった。だからF1はBoPから大きく距離を取らねばならない。さもなければ我々はGTレースのように、仕組みを巧みに利用するという唯一のテーマのためにパワーユニットをデザインすることになってしまう」



※こちらの記事はプレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録

会員登録ページへ
※プレミアム会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。

レース

5/30(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/31(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/1(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ186
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン137
4位ジョージ・ラッセル111
5位シャルル・ルクレール94
6位ルイス・ハミルトン71
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位アイザック・ハジャー21
10位エステバン・オコン20

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム362
2位スクーデリア・フェラーリHP165
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム159
4位オラクル・レッドブル・レーシング144
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム26
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー16
9位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム16
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号