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ハミルトン、メルセデスのF1タイトル7連覇に感無量「いつか孫に話して聞かせたい」【F1第13戦】

2020年11月2日

 2020年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンはF1キャリア93回目、今季9回目の勝利を飾った。チームメイトのバルテリ・ボッタスが2位を獲得し、メルセデスはF1コンストラクターズ選手権7連覇という世界新記録を達成した。また、ドライバーズ選手権を獲得する権利はハミルトンとボッタスに絞られたため、7年連続ダブルタイトル獲得も確定した。残り4戦の時点でハミルトンは合計282点、ボッタスは85点差の197点を獲得している。


 ハミルトンは2番グリッドからミディアムタイヤでスタート、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に抜かれ3番手に落ちるが、ファーストスティントを長くとって、ボッタスとフェルスタッペンよりもピットストップを遅らせてトップに立ち、ギャップを稼いだ。30周目、バーチャル・セーフティカー出動時にハードタイヤに交換して、トップでコースに復帰。その後、セーフティカー出動時の52周目にソフトに換えて、63周のレースを最後まで走り切った。ハミルトンはファステストラップ(1分15秒484)も記録している。

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=1位
 今は胸がいっぱいだ。このチームの皆の顔を見て、ブラックレーとブリックスワースのファクトリーの皆のことを考えている。彼らこそが隠れたヒーローなんだ。彼らは懸命に作業に取り組み、決して諦めず、努力し、上を目指し、革新し続けている。コンストラクターズタイトル獲得は彼らにふさわしい、素晴らしい結果だ。チームの皆への感謝の気持ちを忘れることはないだろう。このチームのメンバーであることを誇りに思っている。毎年これほど素晴らしいパフォーマンスをもたらすことができるなんて、ただただ信じられない。7度のチャンピオンというのは、将来、孫に話して聞かせたい出来事だよ。今まで他の誰も達成したことがない偉業だ。新記録達成に関わることができて誇らしい。メルセデスファミリー、ペトロナス、すべてのパートナーに心から感謝したい。彼らなしには成し遂げることはできなかった。

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP メルセデスのタイトル7連覇確定を祝うバルテリ・ボッタス、チーム代表トト・ウォルフ、ルイス・ハミルトン
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP メルセデスのタイトル7連覇確定を祝うバルテリ・ボッタス、チーム代表トト・ウォルフ、ルイス・ハミルトン

 レースの話をしよう。このコースではかなり高速で走るので、それもあって疲労困憊のレースだった。スタートはうまくいかなかったけれど、スティントを伸ばすことでトップに立つことができた。イモラでワンツーを決めて、(コンストラクターズ)タイトルを確定することができ、最高の気分だ。


(レース後の会見で、ダニエル・リカルドのシューズで“シューイ”をしたことについて語り)もちろんおいしくはなかった。僕は元々シャンパンは好きではないのに、ますますまずくなった感じだね。僕は以前「絶対やらない」と言っていたとダニエルは言うけど、何事も絶対はないという教訓になったんじゃないかな。

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)とダニエル・リカルド(ルノー)が“シューイ”
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)とダニエル・リカルド(ルノー)が“シューイ”

 思っていたようなスタートにならず、3番手に落ちた。まずはレッドブルを抜こうと思ったが、全く近づけないし、近づこうとするとフロントタイヤがダメになってしまう。それで間隔をあけて、ある程度のギャップでついていくことにした。マックスは思っていたより早くピットインして、バルテリがカバーするために入った。そうなると僕は違うことをするしかない。どれぐらいタイヤが持つか分からなかったけどね。そういう戦略を採ったことで今日は勝てたのだと思っている。



(autosport web)


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