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レッドブルF1首脳「メルセデスに一番近いのは我々」王者は新『DAS』システムで一歩リードとの見解も

2020年2月25日

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、メルセデスが新ステアリングシステム『DAS』によるアドバンテージを得ているのは明らかであると語った。マルコは、チャンピオン、メルセデスにとって最大のライバルはレッドブル・ホンダだと考えているが、第2回テストを見てみるまでは、真の勢力図は判断できないとも認めている。


 メルセデスはスペイン・バルセロナでの第1回テスト2日目に、革新的なステアリングシステム『DAS(Dual Axis Steeringの略)』のテストを開始し、注目を集めた。これはドライバーがステアリングを前後に動かすことにより、フロントホイールのトー角を調整するシステムだ。ライバルたちはこのシステムの合法性を疑問視しているが、メルセデスはそれについてはFIAに確認済みであると明言している。ただ、2020年の使用は問題はないようだが、2021年以降のテクニカルレギュレーションにおいては使用できなくなるものとみられる。



2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:バルテリ・ボッタス(メルセデス)

「彼らはタイトなコーナーにおいてアンダーステアにならないことで、我々よりも時間を稼げる。それをDASによって達成しているのだ」とマルコはAUTO BILDに対してコメントした。


 AUTO BILDによれば、メルセデスはDASによって0.2秒の短縮を成し遂げているとレッドブルは分析しているということだ。


 マルコは、メルセデスに最も近い位置にいるのはレッドブル・ホンダであるとの自信を示す一方で、真の勢力図が見えてくるのは2月26日にスタートする第2回テストになってからであると認めている。


「水曜にスタートする最後のテスト期間に、実態がより明確に見えてくるだろう。我々は(最終日の)金曜日に(開幕戦)メルボルンバージョンを走らせる予定だ。他のチームもそうだと思う」


「とはいえ、我々がメルセデスにとって最大の挑戦者であると、私は確信している。フェラーリは常に燃料をたっぷり積んで走り、エンジンのパワーをセーブするモードで走っていたが、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのコメントからすると、彼らは第1回テストでは期待していたような状態ではなかったようだ」


 3日間行われた第1テストの総合タイムでは、メルセデスが最もソフトなC5タイヤで1−2を独占、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはC3タイヤで9番手、アレクサンダー・アルボンはC2タイヤで13番手タイムをそれぞれマークした。フェラーリはセバスチャン・ベッテルがC4で14番手、シャルル・ルクレールはC3で16番手という結果だった。


 第2回テストは26日から28日に開催され、シーズンは3月15日のオーストラリアGPからスタートする。



(autosport web)


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