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ハースF1代表、2019年シーズンは苦戦するも「希望の兆しが見える」と2020年に前向き

2019年11月27日

 ハースF1チームにとって2019年シーズンは厳しい戦いの連続だった。特にタイヤマネジメントに苦しみ続け、2019年型マシンのパフォーマンスを最大限に発揮することができないグランプリが多かった。しかしチーム代表のギュンター・シュタイナーは、そうした苦闘のなかからも、2020年に向けては希望の兆しが見えているという。


 今シーズンのハースのパフォーマンスには一貫性が欠けている。予選では強力な走りを見せていたにもかかわらず、決勝レースで突然速さを失うといったことがしばしば起きていた。


 VF-19不調の謎を探るため、チームはシーズン前半戦では、それぞれのドライバーに対して異なる空力プログラムを試させていた。しかしながら結局不振から脱することができないままシーズン最終戦を迎えることになった。


「言うまでもなく、F1参入4シーズン目となる今年は我々にとって厳しい年となった」と、シュタイナーはシーズン最終戦アブダビGPを前に語った。


「学習はしており、全体として我々のチームが非常に強力であることに変わりはない。より良くなるためには学ばなければならなかった。来年はまた新たな物語がスタートする。願わくば2018年のようなパフォーマンスに戻したい」


 今シーズン経験した数々の挫折や苦闘から、ハースはチーム全体としてより強くなったようだ。スタッフたちは逆境に対応することを学び、エンジニアたちも将来に向けて何を避けるべきかを学んでいった。


 シュタイナーによれば、それこそが今シーズンの困難を通じて見えてきた希望の兆しなのだという。


「希望の兆しが見えてきたと感じている。サマーブレイクの最中に、課題への対応というかたちで2020年型マシンの作業を始めた。今年犯してしまったミスを、次は避けるということだ」


「同じ過ちは繰り返したくない。前進あるのみだ。課題を分析し、2020年型マシンに懸命に取り組んでいる」


 2020年シーズンには史上最多となる年間22戦が行われることを踏まえ、バルセロナでのF1プレシーズンテストは日数が短縮になることが決まっている。これはチームに影響を与えるだろうか?


「来年は初めて22レースを戦うことになる。厳しいシーズンになるのは確かだろう」とシュタイナーは認めた。


「来シーズンもまた、さまざまな課題への対処の仕方について経験を積む年になると考えている」


「一方で、プレシーズンテストが短縮されてインシーズンテストがなくなるということで、レース数増加に伴うチームの負担が多少緩和されると思う。移動が減り、テストに向けた作業も少なくなるからだ」


「来年もチームには多くの試練が待ち受けているだろう。スタッフたちはそれぞれの限界を試されることになる」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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