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　長年キミ・ライコネンの「番記者」を務めるフィンランド人ジャーナリストのヘイキ・クルタ氏が見た、アイスマンの言動をお送りするF1速報web限定連載。直近の5戦ではマシンのパフォーマンス不足でポイントに届いていないライコネン。日本GP後には気分転換にスイスの自宅で40歳の誕生日を祝ったようだ。

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　10月17日木曜日、キミ・ライコネンは家族やごく親しい友人たちと、スイスの自宅で40歳の誕生日を祝った。だが、夏休み明け以降、アイスマンは自分への何よりのプレゼントである選手権ポイントを獲得できていない。

　スパから鈴鹿まで5戦連続の無得点は、キミの長いF1レースキャリアでも2番目に悪い記録になる。マクラーレンへ移籍したばかりの2002年に、マレーシアからモナコまで6戦連続でノーポイント（ブラジルの12位以外はすべてリタイア）だったのが、現時点でのワースト記録だ。

　そうした状況を考えると、メキシコとアメリカの2連戦を前にした短いオフは、気分転換には絶好のタイミングだった。妻のミントゥが用意した誕生日パーティーも、大西洋の対岸での巻き返しに向けて、鋭気を養ういい機会になった。