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元F1最高権威者エクレストン、シルバーストン買収に関心を示すも「売る気はない」と告げられる

2018年12月12日

 F1イギリスGPの将来的な開催が不安視されているなか、バーニー・エクレストンは開催地であるシルバーストンの買収を打診したものの、売るつもりはないと告げられたという。


 コースを保有するブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)は2017年に、フォーミュラワン・グループと締結している現契約の破棄条項を行使した。これは、F1世界選手権におけるイギリスGPが、2019年夏の開催を最後にカレンダーから脱落する可能性があることを意味する。


 エクレストンは、この伝統あるコースに入札する意志があったというものの、買収後の活用方法については明確にしてこなかった。


「私が直接関与することにはならなかっただろう」と元F1最高権威者であるエクレストンは語った。


「彼らがそこでビジネスをすればよいと思っているが、そこから生まれる損失なり利益なりを、どう分配するのかについて、何らかの案を提示してくるべきだろう」


「シルバーストン側は今のままで満足のようだ。先日、コースを売却したくないかと聞いてみた。もしそうならば私が買おうと思ったからだ。だが彼らとしては売りたくない、売却には関心がないということだった」


「もちろん、そこでレースを行なうことはできたはずだ。ともかく、売りたくないというからには現状に満足なのだろう。深刻には捉えていないようだ。だが、彼らはF1レースを開催すべきだ」


 F1 CEOのチェイス・キャリーは、この歴史あるコースでF1が続くことを願っていると表明していたが、一方でイギリスのどこか別の場所、たとえばロンドン市街地で開催する可能性も捨てていないようだ。


 だがエクレストンはその可能性についての懐疑的な姿勢を崩さない。市街地レースを実現させるための現実的、財政的な難しさを嫌というほど分かっているからだという。


「我々も検討した。計画全体を、8年か10年前に検討したことがある」とエクレストン。


「制約条件が多すぎて、あまりにも複雑になってしまうのだ。ロンドン中心部、バッキンガム宮殿の先でレースを行なうための詳細な計画を作ったこともある。すべて検討したことがある」


「何度か会議を開き、ウェストミンスター特別区や当時の市長に、実現に向けては資金を作る必要があるという説明を行なった。そして最後に、彼らがどれだけの費用を投じるつもりがあるのかを聞いた」


「彼らの答えは300万ポンド(約4億2600万円)だった。私は『それは、今後数百回は開くことになる会議で消費するミネラルウォーター代程度の予算だ。この話はなかったことにしよう』と伝えたのだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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