F速

  • 会員登録
  • ログイン

2018年シーズン不振のマクラーレンF1。要因は「一貫したリーダーシップの欠如」とチーム代表

2018年12月6日

 マクラーレンCEOのザック・ブラウンは、2018年シーズンにマクラーレンF1が陥ったパフォーマンス低下は、過去数年間チームが耐えてきた、リーダーシップの欠如による副産物だと考えている。


 ホンダとの3年間のパートナーシップが失敗に終わったことと、経営層の分裂から、マクラーレンは2017年シーズン末には痛々しい状況に陥った。


 しかし、マクラーレンの長期にわたるトップであり株主でもあったロン・デニスの退任により、同社の指揮を取ることになったマーケティングの専門家であるブラウンの指示のもと、ルノーとのエンジンパートナーシップへの切り替えもあり、チームは復調が起きることを期待している。


 物事が進展していく一方で、チームのパフォーマンスは期待を大きく下回っていた。チームの状況を吟味し評価する上でブラウンは、マクラーレンの2018年の不振の背景にある理由について語った。


「我々をこの状況に置いた2018年シーズンの問題は、何年もかけて作られたものだ」とブラウンはスペインのEl Mundo Deportivoに率直に語った。


「要約すれば、我々には一貫したリーダーシップが欠けていたのだ」


「誰かを名指しすることはしたくない。しかしすべての面において経営陣から集中が欠けていた。投資、企業合併、経営陣の交代、エグゼクティブディレクターの交代、そして最終的には注意が欠けていたのだ」


「そうしたことが問題を作り出した。人々は明確な目標や責任を持たなくなってしまった」


 2018年シーズンの間、マクラーレンはすべてのレベルにおいて根本的な再編成に乗り出したが、パフォーマンスに有利な影響を及ぼすための結果が出るのが遅すぎた。しかしブラウンは、チームが新しい年を迎えることになり、今では強固な基盤に支えられていると主張する。


「2018年に我々は質の低いマシンを作った。我々は多くの才能ある人材を擁しており、20年以上も在籍している100名もの人々がいる。我々には正しい構造がなかったのだ。そこが我々が正したいところだ」


「我々は復調への道にある。マクラーレンのスタッフに話したように、良い結果が出る前には良い感触が得られるだろう」


「開発は順調に進んでいる。チームワーク、協業、コミュニケーション、そして責任があるのだ。以前はそうしたことすべてが不足していたが、今我々はうまくやっている」とブラウンは付け加えた。


「だが新しいマシンをコースに出すまで、人々は我々が成し遂げた改善を目にすることはできないだろう。今年は最低の時期だったと思う。復活するために懸命に取り組んでいるが、まだしばらくかかるだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

3/14(金) フリー走行1回目 10:30〜11:30
フリー走行2回目 14:00〜15:00
3/15(土) フリー走行3回目 10:30〜11:30
予選 14:00〜
3/16(日) 決勝 13:00〜


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン437
2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第1戦オーストラリアGP 3/16
第2戦中国GP 3/23
第3戦日本GP 4/6
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
  • 最新刊
  • F速

    2024 総集編