F速

  • 会員登録
  • ログイン

不運とミスでF1タイトルを逃したベッテルは「絶頂期を過ぎている」とスチュワート

2018年11月2日

 セバスチャン・ベッテルが2018年のF1タイトルを逃したことは、彼が絶頂期を過ぎたことを示していると、ジャッキー・スチュワートは考えている。


 ベッテルはメキシコGPにおいて、最大のライバルであるルイス・ハミルトンにタイトル争いで敗北を喫している。ベッテルはシーズン後半のバトルでの多くの不運とミスにより、ハミルトンを優位に立たせてしまっていた。


「セバスチャンは絶頂期を過ぎているが、ルイスはまだいけるだろうね」とスチュワートはドイツのBildに語った。


「セバスチャンが調子を取り戻すことができないとは言わないが、難しいだろう。なぜならあのようなシーズンの後では、自分自身についてや、やりたいこと、やりたくないことについて、より批判的になってしまうからだ」


 3度のF1世界チャンピオンであるスチュワートは、ベッテルがハミルトンより2歳年下であることを指摘しつつ、ベッテルの4度のタイトル獲得は、キャリアの早すぎる段階で達成されてしまったと考えている。一方でスチュワートは31歳のベッテルの度重なるミスに着目し、これが彼の限界であるかもしれないと示唆した。


「ベッテルは20歳でF1デビューし、26歳までに4度のチャンピオンに輝いた」とスチュワートは語った。


「他の誰かのせいにし続けることはできない。世界選手権を戦うなかで、自分の動きが問題となるようなら、必ずしもそれを試す必要はない。適切な瞬間を待つのだ」と彼は付け加えた。


「私はセバスチャンのことをとても気に入っているし、彼は非常に優れたドライバーだ。とても感情的だし、技術面ではいまだに最高のドライバーだろう。だが以前のような明晰な頭脳は、今の彼にはない」


 いまやミハエル・シューマッハーの7度の世界タイトル獲得記録も、ハミルトンの視野には入っている。ハミルトンはこの偉大なドライバーの記録に肩を並べたいと思っており、追いつくことは可能だと見られている。スチュワートは、ハミルトンの目標は達成されるだろうと考えている。


「多くの理由から、彼ならば達成できるだろう」とスチュワートはハミルトンに最後に残された目標について語った。


「今ではより多くのレースが開催されているし、運営も良くなっている。ファクトリーは優れており、チームは大規模になっている。そして成功を収めるために、かつてないほどの多額の資金が投入されているのだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/11(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
4/12(土) フリー走行3回目 21:30〜22:30
予選 25:00〜
4/13(日) 決勝 24:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位ランド・ノリス62
2位マックス・フェルスタッペン61
3位オスカー・ピアストリ49
4位ジョージ・ラッセル45
5位アンドレア・キミ・アントネッリ30
6位シャルル・ルクレール20
7位アレクサンダー・アルボン18
8位ルイス・ハミルトン15
9位エステバン・オコン10
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム111
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム75
3位オラクル・レッドブル・レーシング61
4位スクーデリア・フェラーリHP35
5位ウイリアムズ・レーシング19
6位マネーグラム・ハースF1チーム15
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号