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アロンソ離脱で揺れるマクラーレンF1の2019年布陣。チーム首脳は「若手ふたりの起用は得策ではない」

2018年8月15日

 エースドライバーであるフェルナンド・アロンソが2019年にはF1に参戦しないとの決断を表明したことで、マクラーレンF1の2019年ドライバーラインアップに大きな注目が集まるなか、マクラーレンCEOのザック・ブラウンは若手よりも経験のあるドライバーが優先されるだろうと述べた。


 ダニエル・リカルドのレッドブルF1離脱、ルノー移籍に端を発する形で慌ただしくなってきたF1ストーブリーグ。さらにアロンソが事実上のF1引退を表明したことで、チームにとってもベテランや若手のドライバーにとっても、思いがけないチャンスが開かれることになる。


 現在、アロンソのチームメイトを務めるストフェル・バンドーンは、ここまでチームの期待に応えるような結果を残せておらず、レースが終わるごとにバンドーンの今後については暗雲が立ち込めているような状況だ。


 また、マクラーレンのジュニアドライバーには高い評価を得ているランド・ノリスが控えていることも大きく影響している。


 マクラーレンには複数の選択肢があり、ルノーのカルロス・サインツJr.を候補者リストに加えている。しかしブラウンは、最後に誰がシートを得るのかということに関わらず、2019年のドライバーラインアップは経験が重要な要素になると主張する。


「このような状況下ではすべての入り口と手段をオープンにして、物事が起きるのを待つ必要がある」とブラウン。


「時として物事をコントロールできるときもあれば、できない時もある」


「ベテランと若手というパッケージについても検討している。特に我々が置かれているこの状況ではね。なぜなら我々は再編成の途上にあり、ふたりの若手を起用するのは得策ではないからだ」


「もし優れたマシンが我々にあったら、ふたりの若手ドライバーを起用するリスクを取るかもしれない。なぜなら彼らに速いマシンを与えることができるからだ」

■オコンもマクラーレンドライバーの候補に

 ブラウンは、マクラーレンがサインツJr.をドライバー候補のひとりだと示しているほか、エステバン・オコンにも興味も示しているようだ。


 現在、オコンはフォース・インディアに所属しているが、チームがローレンス・ストロールに売却されたことで状況が一変。息子であるランス・ストロールの移籍が確実視されており、オコンかセルジオ・ペレスのどちらかがシートを失うとの見方が濃厚だ。


「現在、我々のシートはふたつとも決まっていない。我々の仕事はベストなドライバーを掴むことにあるが、この仕事をこなすにはピットレーンのあちこちにいる他のドライバーたちと話をする必要がある」


 また現在のドライバーである、バンドーンとも話をすることになるとブラウンは語った。


「レーシングドライバーは全員、最高レベルでパフォーマンスを発揮する必要があることを分かっている。なぜならどのチームも常にその時点でのベストを求めているからだ」


「我々はストフェルをしっかりと支援している。それはジル(・ド・フェラン)がチームに加わったことからも明らかだ。ドライバーの状況を改善するために招いたのだからね」


「ストフェルに我々ができるすべてのサポートを与えられていることには満足している。一方で我々はこの途方も無いF1シーズンを過ごしているなかで、当然のことながらどのような機会があるかを注視している」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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