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F1 CEO「2019年カレンダーはもうすぐ確定の見込み」、将来的にはレース主催者との契約モデルに変化も

2018年8月13日

 マイアミGPは2020年のF1スケジュールに組み込まれる予定だが、そこではF1と主催者のための新たなリスク共有モデルが採用されると見られ、将来的にF1はそのコンセプトを他の開催地にも広める可能性があるという。

2019年もドイツGP開催の可能性を排除していないFOM


 歴史的にF1とレース主催者は固定のフランチャイズ料金体系によって契約を結んでいる。通常は複数年の長期にわたる契約が元となるが、これまでのレース主催者は非常に高額な開催権料をFOMに支払い続けてきた。


 しかし、マイアミGPを開催しようとする南フロリダレーシングの経営者であり億万長者でもあるスティーブン・ロスと、F1との将来の契約には、開催料を支払う形ではなくリスクを共有して開催する案が含まれているようだ。主にイベントの具体化を促進し、米国での知名度を高めようとするF1の野望に応えるためと推測される。


 負担の大きい長期固定の開催権料でF1と契約している既存のF1主催者たちは、マイアミに適用される新たなアプローチと契約条件について不安視している。


 先日の投資家との電話会議で、F1が将来的にリスク共有型契約を求めていくのかどうかについて質問されたF1のCEOであるチェイス・キャリーは、このコンセプトの拡大の可能性を排除しなかった。


「現実的には、それぞれのレースに独自性がある」とキャリーは述べた。


「それぞれについて特定の条件を検討することになると考えている。人々はこうしたイベントには開催権料よりも、もっと多くの変動要素があることに気づいていないと思う。ホスピタリティやスポンサーシップ、そのほかのイベントなど、周りの要素のことだ」


「それぞれのメリットを見なければならない。直接的な経済利益と確実性はどのようなものだろうか?リスクに利点が伴うと考えられるなら、我々はそのリスクを恐れることはない。当然そのリスクをとることを検討する」

■今後数週間で2019年のF1カレンダーが確定の見込み

 キャリーは、イベントの既得権を持つ主催者を肯定的に見ている一方で、F1自体はある条件下ではリスクに反対すべきではないとしている。


「主催者にはイベントから利益を得て欲しいし、彼らが利益を得てイベントを支えてくれることは、我々にとって重要なことだ」


「もしイベント自体から利点を得るチャンスがあり、同様にさらに幅広いレベルでも我々の利点となることがあるのなら、そのメリットを評価することになるだろう」


「我々はこれまでのモデルをひっくり返すつもりはないが、見返りがリスクを上回るのなら、そのことを検討するべきだろう」


「満足のいくものにしたいため、保守的に検討を行なっている。再度言うが、我々はこれまでのモデルを転換しようとしているのではない。しかしイベントの独自性を元にそれぞれ検討していくだろう」


 将来的なことを評価した上でキャリーは、F1がすでに2020年カレンダーに焦点を合わせており、一方で2019年のスケジュールについては今後数週間のうちに発表されるだろうと語った。


「2019年カレンダーをもうすぐ確定する見込みだが、来年は2018年カレンダーと酷似したものになるだろう。今後数週間のうちに、契約更新も終わる予定だ」


「我々はすでに2020年カレンダーに注力しており、新たなイベントを追加する多くのチャンスを特に喜ばしく思っている。そうしたイベントがファンの関心を引き、幅広く支援されるだろうと信じている」


「実のところ、我々は4つの大陸で開催する機会について積極的な話し合いを行っている。マイアミでのレースの可能性もそのうちのひとつだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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