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バトル促進のため2019年にF1燃料制限が引き上げ。新世代パワーユニットの規則は5月中に確定へ
2018年4月18日
17日、F1ストラテジーグループおよびF1コミッションの会合が行われ、2019年F1技術規則についていくつかの変更を行うことで合意がなされた。
FIA会長ジャン・トッド、F1のCEOチェイス・キャリー、F1チーム代表らが火曜、パリのFIA本部で協議を行った。
これにより、2019年に向け、ドライバーがプッシュでき、バトルが増えることを期待し、レースでの燃料制限を引き上げること、体重が重いドライバーが不利にならないよう、車両の最低重量からドライバーの体重を切り離すことで合意がなされた。また、ドライバーの脈拍数、酸素の血中濃度などを測定するセンサーを備えたグローブの装着を義務付け、事故の際に役立てることも決められた。
オーバーテイクを促進するような空力上の変更については、今月中に決定するということだ。
2019年に向けて合意がなされた項目は以下のとおり。
・レースでの燃料使用許可量を105kgから110kgに増やす。これによりドライバーは常にフルパワーでエンジンを使用することができる。
・ドライバーの体重をマシンから切り離して考える。つまり、今後は体重の重いドライバーが不利にならない。
・ドライバーはバイオメトリックグローブの着用を求められる。これは安全性を向上し、医療的救援措置を円滑にするためである。
2019年シーズンに向けて空力上の変更についても協議された。これについてはチームと相談の上、FIAがリサーチを行い、今月末までに決断が下される予定だ。
2021年のパワーユニットレギュレーションについての話し合いも行われた。1.6リッターV6ターボ・ハイブリッドエンジンが引き続き使用され、現在使用されているエレメントのうち、最も複雑でコストがかかると言われるMGU-Hは廃止するという提案が改めてなされた。MGU-H廃止については昨年10月31日に提案済みであり、今後も引き続き新パワーユニットの詳細について協議がなされていく。
FIA技術部門代表は、現在F1に参戦するパワーユニットマニュファクチャラーや今後参戦する可能性があるメーカーと提案についてより詳細に協議した後、5月末までに2021年のレギュレーションを最終決定することを目指すということだ。
今回提案されたレギュレーション変更は、FIA世界モータースポーツ評議会での承認を経て、正式に決定する。
(AUTOSPORTweb)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
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3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

