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ルノーF1、空力パフォーマンスを追及した結果、冷却の問題に直面

2018年3月14日

 ルノーは2018年型マシンR.S.18を設計するにあたり、空力パフォーマンスを追及した結果、冷却の問題に直面していると、チーフテクニカルオフィサーのボブ・ベルが示唆した。


 ワークスチームとして3年目を迎えるルノーは、昨年の6位からさらにランキングを向上させることを目指している。そのため大きな改善を狙って新車をデザインしたが、その結果、冷却面で苦労することになるかもしれないという。


 2018年にはパワーユニットの基数制限がさらに厳しくなり、21戦のなかで6エレメントのうちエンジン(ICE)、MGU-H、ターボチャージャーは3基に、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス、MGU-Kは2基に制限される。


「パワーユニットをシャシーに組み込むにあたり熱の問題に対処しなければならないが、それに関しある程度、新規則の影響があるかもしれない。ただ、大きな影響はないだろう」とベルは語った。


「昨年のマシンと比較すると、我々が全体的な絞り込みを行うことに努力を惜しまなかったことが分かると思う」


「その分、マシンの熱の流れをコントロールするのがより一層難しくなる」


「我々はマシンの空力パフォーマンスを最大限に高めるため、必死で努力してきた。そのためにすべてが圧迫されるような形になり、熱のマネジメントに頭を悩ませるような状況になっている」


 一方、ルノーのテクニカルディレクター、ニック・チェスターは、今後も積極的に開発を進めていくと述べ、今後の目標のひとつは重量を削減することであると語った。


 強度を高め、重量を削減することに重点を置かれ、ギヤボックスの構造も変更されたという。


「重量を抑えて、バラストを増やし、重心を下げたいと考えている」とチェスター。


「その問題に取り組んでいくつもりだ。軽量化したパーツを金曜に走らせ、それがうまく機能したら、レースに導入する」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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